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1人から始める組織開発

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組織内個人が輝けるには、どうしたら良いのだろうか? 周囲の関わり方は? 自分自身の在り方は? 研修講師として様々な企業にかかわってきた経験から、徒然なるままに綴っていきます。
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記事一覧

リモート勤務の背後に目を向ける組織開発

成長とは、障害となる壁を取り除くことではなく、その壁を乗り越えることで達成するものではな…

岡島克佳
9日前
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正論に踊らされない組織開発

組織との対話を通じて「自分のやりたいこと」を求められる環境が、心理的安全性であるように思…

岡島克佳
11日前
2

“境地”のような“頂”を求めない組織開発

失敗は、自分のやりたいこと、できること、やらなければならないことの交わりを見出す機会では…

岡島克佳
2週間前
2

若年者の早期退職に怯えない組織開発

ケアを制度にすることで満足しないことが、重要な視点ではないでしょうか。 雇用のミスマッチ…

岡島克佳
2週間前
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多数決に騙されない組織開発

組織と距離を置き、ただ従うだけの姿勢では、決して組織と響き合うことはできないと思います。…

岡島克佳
2週間前
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正しさで押し切らない組織開発

自身の感情を他者も認識できるものにすることを出発点とすれば、相互理解は進んでいくように思…

岡島克佳
2週間前
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やすきに流されない組織開発

『錦糸町パラダイス』は、やすきに流された自身への決別を表現していたように見受けられます。 「静かな退職」が示すもの 2022年、米国人キャリアコーチがTikTokで「quiet quitting」と呟き、それが巡り巡って「静かな退職」として日本にたどり着きました。 本来の意味は、必要最低限の仕事をこなし、仕事とプライベートの境界をしっかり分ける働き方を指し、「仕事のために生きる」という姿勢へのアンチテーゼとして、むしろ積極的な意味合いで使用されていました。しかし日本では、

失敗を正しく恐れる組織開発

失敗は、それ自体に意義があり、あなたの存在を否定したり、これまでの努力を根絶やしにしてし…

岡島克佳
4週間前
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フィルターバブルの是非から逃れる組織開発

組織運営では、何かの結論を得ることよりも、問を立て続ける(対話を止めない)ことが大切だと…

岡島克佳
1か月前
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「悩まず旅に出る」メンタルを育てる組織開発

メンタルを強くするには、動く根拠を持って、動き続けることことが重要であるように思います。…

岡島克佳
1か月前
8

末摘花をハーフだったと読解する組織開発

色々な意見を聞くことを、相互理解に基づく新たな世界に至る扉だと考えてみてはどうでしょうか…

岡島克佳
1か月前
4

ムリを理解する組織開発

自然体であることを軸に組織との関係を見つめることが、組織貢献へと繋がっていくのではないで…

岡島克佳
1か月前
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自分探しを“旅”から“行動”に換える組織開発

就活生は、何になりたいのか、何をやりたいのか、そして、その結果、どのように在りたいのか……

岡島克佳
1か月前
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発想力でコンピタンスから解放される組織開発

発想力は、アイデアを創出するためではなく、自分の役割を見出すために使うものだと思います。 一芸採用とは何か ある会社で、活躍している社員の共通点を探ったところ、全員が音楽経験者だったことがわかり、積極的にバンドマンを採用するようになったという事例があります。また、将棋が強い人は論理的思考ができるという考えのもと、採用試験にプロ棋士との対決を取り入れていると言う事例(勝ち負けが採否に影響するわけではないそうですが)もあるそうです。これらは、いわゆる「一芸採用」です。 さて、