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タックスヘイブン、租税回避地

人々よ。

日本、韓国、北朝鮮、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア。

東南アジアを舞台に数千億円が飛び交う国際金融小説。

マネーロンダリング、ODA、原発輸出、仕手株集団、政治家、殺し屋と。

タックスヘイブン、つまり租税回避地。

法人税、所得税、資産税がないか、実効税率が著しく低い国や地域。

税の楽園とされたシンガポールに世界の富裕層が殺到する。

経済小説は数多いが、かなりの読み応え。構成からキャラ立ち、数年ぶりに☆5な一冊でした。

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