福井県敦賀市 探訪記
人々よ。
やってまいりました。
そう。福井県は敦賀市。
いずれ、この地に、別荘を立てるか、一時住むか、永住するか。それくらい、素晴らしい街だったぞ。
あんたは行ったことあるか?
日本海の凪いだ優しい海が見える、フグのテッサが千円から食べられて、街の婆ちゃんが気さくに話しかけてくれる、かつての日本の心象風景のような街に。
俺が、この街を最後に訪れたのは6年前だ。
小学生が卒業してしまう月日だな。
光陰矢のごとし。
月日は百代の過客にして、行き交う年も又旅人なり。
6年前に、友人宅に世話になったんだが、その時のおチビちゃんが今じゃ小学2年生になっていたよ。
腹ごしらえも済み、日本海を臨みに。
晩飯の買い出しを地元スーパーへ。
なあ。地方のスーパーって面白いよな。
都内じゃ見られない食材がたくさんあるし、価格差の高低も実に興味深い。
とんでもない長さの長芋が200円もしないで売られていたのを見て、最高だと思ったよ。
もちろん、魚もな。さすが、港町。
実にたくさんの新鮮な魚たち。
やはり、都内とは価格帯がかなり変わるな。
恐ろしくバカでかい長芋が200円未満!
衝撃的だよな。
「おくのほそ道の風景地」正式指定
文化財保護法第109条第1項の規定により「おくのほそ道の風景地」に「けいの明神(氣比神宮境内)」が追加指定されたことが、文部科学省より正式に告示されました。(引用:氣比神宮HP)
なあ。
日本もまだまだ捨てたもんじゃない。
彼らのような心優しい少年たちがいるのだから。
すれずに大きな男に育ってほしいもんだ。
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