中年おばちゃん 品あるおばちゃん 粗悪なおばちゃん
人々よ。
おばちゃんと呼ばれるタイミングは、どこかご存知でしょうか。
今回言う「おばちゃん」というのは呼称の問題ではありません。おばちゃん種族の社会行動についてです。
年齢でも見た目でもありません。
壮年、中年、老年でも若々しい方々はいらっしゃいます。
振る舞いです。
太々しさと、相手を慮るという概念を放棄し、常に我が道をゆくブレない軸をお持ちの方です。
ここ、数ヶ月、街行く女性を観察し続けました。
解答は複数あるでしょうが、私が最も感じたことは
「譲らない、どかない、聞かない」ということでした。
観劇帰りの観覧客が会場から群れをなして出てきます。その中にも、単独の方、二人連れ、グループと形態は様々。
中でもグループ客が分かりやすいですね。
観劇が終わると大概のお客さんは向かう方面が一緒です。そこへ、団体客と反対側へ向かう方も当然いらっしゃいます。
グループ内で、半身でも譲る方もいれば、そのでっぷりとした太り肉を1mmも動かすことなく、正面の方と目が合っているのに、一才道を譲る気配なく直進します。
別の場面では駅の改札です。
混雑時、閑散時は問いません。
おばちゃんという種族は、向こうから既にPASMOやスマホを取り出し、タッチの姿勢に入っていようがいまがお構いなしです。
何なら、向かう側がタッチする寸前に駆け込んで、突進する猛者もいるくらいです。
電車の乗降時も同様です。
降客者を待つという概念は持ち合わせません。
我先に飛び込みます。浅ましいことこの上なしです。
飲食店では、後ろに続く方を待たせようが何だろうが気にしません。
お店側がスムーズに対応出来るよう、並び客用にメニューを置いていても絶対に事前に決めるということはしません。配慮という言葉を忘却しています。
そして、レジ前に立ち、長考します。熟考します。
店員さんが声をかけても聞いていやしません。
後続列が倍増します。
例を挙げれば、枚挙にいとまが無い。
おばちゃんと呼ばれる種族は年齢では判別できません。
品性と思いやりの問題です。
あなたは大丈夫でしょうか。
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