鬼滅の刃の魅力とキメハラ

今日の札幌は朝から激しい雷雨です。
窓から光が差し込み轟音が鳴り響きます。
気温が下がっているので夜には道路が凍るでしょう。冬タイヤにしていない方は要注意です。運転を控えるかタイヤ交換をしてくださいね。

さて私は【鬼滅の刃】22冊を10日前にやっと大人買い&一気読みしました。

さすがに人気商品です。のんびり楽天で買いましょうと思っていたら既にどのオンラインショップでも【ご注文できない商品】の表示です。

しかたなくあちこちの書店に在庫確認をし複数の書店で全巻揃えたのでした。とはいえオンラインで在庫なしになっていても店舗に行けば積んであったりするので、やはり書店に行くのが一番早いかもしれません。
某老舗大手の書店員さんによると『動きが大きくてデータ反映が間に合わない』のだそうです。

閑話休題。

【鬼滅の刃】は現時点で22巻まで出版されています。
いつもの私なら22冊ですからゆっくり読んでも2時間かからず読める量です。
私は速読が得意で(今は老眼で若い頃ほど早く読めませんが(;^ω^))
コミックなら1冊3分もかからず読めるのです。
おそらく本式の速読ではなく、文字を図形として認識して写真を撮るようにページをめくるのです(ちなみに【鬼滅の刃】の最初の感想は『漢字が難しいわ。なんて読むんだろう?』でしたから、私の文字を図形として認識する読書方法には最適でした。そのため実は未だに主人公兄妹とラスボスの名前以外は読み方に自信がありません。)

ところが・・・です。
【鬼滅の刃】を22冊読み終わるのに実に3日かかったのです。
子供時代から週刊少年ジャンプ・サンデー・マガジンを読んで育った私ですから、こういう漫画は好きなハズなのですが・・・
次はどうなるの?というワクワク感がまったく湧かなかったのです。
もちろんいくつかの場面でウルっとしたのですが、それだけです。

(もしかして加齢による心の柔軟さが無くなったのかしら?)
(今の感性についていけなくなっているのかしら?)
そんなネガティブな想いが沸き起こります。

そこで色々と考えてみましたところ次のような仮説に至りました。

1.ラスボスが早いうちから姿を現している。
2.ラスボスが医師を殺すほどの強い想いに至る理由がわからない。
3.薬を飲んで鬼になった理由がよくわからない。
4.煉獄さんがあっという間に亡くなってしまった。

おそらく今までの漫画は、ラスボスは手下などから存在は語られても本人は終刊近くなってから登場していたと思うのです。
そしてその時にラスボスの熱い想いを吐露する傾向にあったのです。(ラスボスなりの哀しさも含まれている)
無惨氏は虚弱体質だったので我慢したことも多かったでしょう。しかし医師を殺すほどの想いに至った理由はなんなのでしょう?
たくさんの人を殺してまで太陽の下に立ちたかった理由はなんなのでしょう?
1000年間も強く望んでいたそうですが、そこに至る経緯がアッサリ描かれていたので無惨氏の想いに同調できないのです。(そういえば、なんで女装してるんだろう?)
お館様の方がその行動と生き方の理由がわかりやすく描かれていますね。

そして煉獄さん。大変な人気と聞いていたのですが、意外にもさっさと亡くなってしまいました。
これは週刊少年ジャンプファンならご存じでしょうが、昔から人気ある作品はダラダラと連載を引き延ばす傾向が強かったのです。
(例えばワンピースは既に飽きてしまって惰性で読んでいます)
そういう意味では起承転結通り適量で連載が終わるのは良い傾向なのでしょう。それが長年ジャンプに馴染んできた私には「アッサリ」していると映ったのだと思われます。

もしかしたら何度も読んでみるとどこかに疑問に対する答えが書いてあるかもしれませんが、もう一度読み返そうという気持ちもわかないというのが正直な気持ちです。

とはいえ私は連載を読んでいないため23巻がどのような展開になるかまだ知りません。もしかしたら23巻で目からウロコがバリバリ落ちまくりドはまりする可能性もあるでしょう。

和風なデザインは素敵だしアニメは素晴らしく絵が美しくいい出来です。
かわいらしいキャラクターにほっこりもします。
ちょっと高橋留美子先生を彷彿とするような雰囲気は好きなのです。しかし【キメハラ】なる言葉が生まれるほどの人気作の魅力はなんだろうなぁ・・・?まだわかりません。

そういえば私は宮崎駿作品も好きではないのです。
そう言うとおかしなものを見るような視線を向けられます。
『まだ観てないの?』『読んだ方がいいよ!』と言う人は素直に自分の感情に従って善意で勧めているだけですよね。
けれど好みは人それぞれですから【鬼滅の刃】を楽しめなくても良いのです。
キメハラを受けてる方もハラスメントという大げさなものではなく受け止めると良いでしょう。
【鬼滅の刃】の魅力が理解できなくても何も問題はありません。

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認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
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