【毎日マルセイユタロット】何度も出るソードに日々囚われて生きてることを実感するし、現実に弱すぎる
おはようございます!今日は「剣の5」でした。
剣の5は私めちゃくちゃよく引くんですよね〜(笑)
やっぱりなんかあるんだろうな。
剣は「知性」「思考」「言葉」
5は4の安定を壊して遠くに進もうとする精神。「誘惑」というワードもあります。
「誘惑」といえば、大アルカナの15番「悪魔」のイメージ。5番の「教皇」と「悪魔」は面白い対比になっていて、「教皇」は人々に説法をして信仰を説き、「悪魔」は人を誘惑する。
「教皇」は一見すると良いカードに思えますが、信仰を説くというのは、見方によっては「思想を植え付ける」とも言えちゃうんです。
だから「教皇」と「悪魔」はコインの表と裏のようなもの、、とも言われたりします。
その「5番」「15番」のエッセンス+「剣」の要素が合わさったのが、「剣の5」です。
これをどう見るかはその時のその人次第ですが、今日の私は「思い込みを破る」と読みます。
日々偏った思考を修正しようと試みているものの、やっぱり人間として社会に生きている以上は、どうしても何かの思い込みに囚われてしまいます。
「こうしなければいけない」という信念は、いつでもどこでも出てきてしまう。それは、ひょっとすると4に至るまでの成功体験を通してより強くなるかもしれません。
だからこそ、剣の5が必要。
この剣は切先が周りの輪を突き破っています。そうやって、思い込みの輪を破って、風通しを良くすること。これが必要なんですね。
何度も何度もこのカードが出てくるのは、常に忘れそうになるそのことを思い出せってことかもしれません。
今日も良い一日を!
【12月28日(土)所感】
たぶんなんですけど、私はかなり剣(ソード)のカードを引く割合が多い気がします。
なんでかなと思うと、私自身がそもそもかなりソード寄りな人間なんですよね。四つのスート、ソード、カップ、ペンタクル、ワンドにはそれぞれテーマがありますが、その中でいえば私はだいぶソード寄りです。
何せ言葉がそもそも好きだし、思考も好き、思想や哲学は大好物。だからこそ、逆に囚われやすいところはあるのかもしれません。
よくソードが出るのは、そういう自分が持っている傾向への戒めかもしれません。
そう思うと、あまり出ないカードは自分が持ってない部分なのかもです。私の場合なら、ペンタクル。これはなかなか出ません。
ペンタクルと言えば物質世界の象徴であり、現実的なスートです。衣食住とか、経済とか、地に足を着けて生きていくこと。
確かに現実よりも思考ばっかりふわふわしてる人間かもしれません(笑)
数えてみたら、ここまでの毎日リーディングをしてて出た回数は、ソードとカップが7、ワンドが5、ペンタクルが1。
タロットにはもう一つ「天と地」の分け方もあって、「天」は見えないものの領域、「地」は見えるものの領域。
それで行くと「ソード」と「カップ」はどちらも天であり、「ワンド」と「ペンタクル」はどちらも地です。
明らかに地に足がついてなくて現実に弱いのが私ですね(笑)。確かにそうです。
これってどうしようもないので、目に見えないことを自分の強みとして生きるしかないんですよね〜。だからまあ、現実的には私はわかりにくい人間だと思います。
今日はなんとなくそんなことを振り返ってみました。