見出し画像

アイドルがSTATHIONTESDで、ファンミーティングするとサブスクの再生数が伸びる

コロナ過でライブ配信を始めたり、以前から頻繁に配信アプリを活用しているアイドルも多いようです。

ShowroomやTwitcasなど、収益化が図れるプラットフォームはもちろんですが、それ以外にもさまざまなアプリを使ってることでしょう。

こうした配信で、ファンとのつながりを深めることは、アイドルにとって重要な活動です。

ただ、ライブコンサートやイベントの配信を別にすると、自分達の楽曲でも、自由に歌を配信することは難しいです。
カラオケやアカペラなら、JASRACコードを申請すれば、配信できますが、実際に発売(配信)している曲を一曲丸ごと流すには、さまざまな制約がつきまといます。

STATHIONTESDなら、アルバム丸ごとだって流せます。

STATHIONTESDは、サブスクに登録されている音楽が、丸ごとライブ配信できる音声配信アプリです。
実際には、SpotifyやAppleMusicのプレイヤーとして、リスナーに同じ曲を再生させることで、あたかも音声配信の中で音楽を流しているような臨場感を再現しています。

通常の音声配信アプリ同様に、お喋りだけのライブ配信ができるだけでなく、お喋りのBGMとして自分たちの曲を流すこともできますし、アルバムを丸ごと流すこともできます。

ここで、特筆すべきなのは、「SpotifyやAppleMusicのプレイヤーとして、リスナーに同じ曲を再生させる」という部分です。

通常の音声配信と違って、STATHIONTESDなら、リスナーの数だけサブスクに登録された楽曲の再生数が増えるということです。
結果として、SpotifyやAppleMusicで再生回数が多い楽曲として認識されます。さらに、再生回数が多いということは、サブスクでアーチストに支払われる使用料も増えることになります。もちろん、サブスクの契約内容にもよりますけど。

現在、STATHIONTESDでは、配信に対する収益化が日本には対応していませんが、アイドルが自分たちの楽曲をファンに向けて配信することで、間接的に収益を上げることができます。

音声配信アプリとしての基本機能は網羅

とはいえ、音声配信アプリとしての機能が充実していないと、ファンに向けて納得いく配信ができません。
STATHIONTESDは、iPhoneかPCがあれば、手軽に音声配信が行えます。Stand.fmやSpoonなどとほとんど同じで、特別な機器は必要ありません。

一人でのおしゃべりだけでなく、同時アクセスしているメンバーをゲストとして招待しすれば、複数でのお喋りも配信できます。メンバー数人でのトークや、ファンを招いてのツーショットトークなど、いろいろな使い方が考えられます。

そして、コメントチャットも使えますから、複数のファンからのコメントを見ながらのお喋りもできますし、ファン同士がチャットトークすることもできます。
また、リクエストを受け付けて、その場で再生することもできます。ファンからのリクエストに応えられるだけでなく、楽曲の人気投票なども行えます。

さらに、ライブ配信をアーカイブとして残すこともできるので、時間の都合で参加できなかったファンに、後から聴いてもらうこともできます。もちろん、その再生もサブスクにある楽曲の再生数に加算されます。

バーチャルコンサートもできる?

コンサートのセットリスト通りの楽曲配信もできます。そこに、MCやアオリを音声でリアルタイムに載せれば、疑似的ですけど、コンサートを再現した配信も行えます。

まだまだ、コンサートを毎回ライブ配信することは難しいですが、コンサート当日もしくは後日に、バーチャルなコンサートを再現できるわけです。

例えば、コンサートの翌日に、メンバーが当日の様子を思い返しながら、トークをしつつ、コンサートを再現してもいいでしょう。
もっと、凝った作り方を考えるのなら、コンサート当日に、MCのトークや会場の声援を分離して、音声として配信しながら、楽曲の部分だけはサブスクのモノを使って配信すれば、ほぼほぼ、会場と同じ臨場感が再現できます。

STATHIONTESDの現状とこれから

現在、STATHIONTESDの日本ユーザーはかなり少ないです。ここで、新たなファンを開拓するのは難しいかもしれません。
また、収益化が日本に対応していないので、有料配信や投げ銭などで直接収益を得ることもできません。

それでも、嵐ファンやBTSファンなどが頻繁に楽曲を流していたり、コメントチャットで情報交換していたり、一部のファンは積極的に活動しています。

実際には、アイドル本人が配信することは少なく、ファンが自発的に行っている配信が多く、楽曲をノンストップで流しながら、リスナー同士がコメントチャットで会話するというスタイルが主流です。

ただアイドル本人が登場して、おしゃべりをするのであれば、こうした既存の配信とは差別化が図れることでしょう。

さらに、配信者もリスナーも、SpotifyかAppleMusicの有料ユーザーでないと、楽曲が聞こえないという部分も、ハードルになるかもしれません。音声のお喋りは有料ユーザーでなくても聴けるようですけど。

日本では、ほとんど知られていない、あまり利用されていない、音声配信アプリですが、アイドルやアーチスト本人が積極的に活用することで、サブスクの再生回数が上がるだけでなく、日本人リスナーも着実に増えることが期待できます。また、海外のアイドルファンとの接点としても期待できるかもしれません。

日本人のリスナーが増えれば、STATHIONTESDの収益化機能が日本にも対応したり、日本法人などが立ち上がる可能性もあります。

将来的なことを断言することはできませんが、まずは、ファンサービスに一つとして、STATHIONTESDを利用してはいかがでしょう?
毎月、ファンミーティングを開いてもいいと思います。ここに参加するファンの数だけ、SpotifyやAppleMusicでの楽曲の再生回数も増えていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?