SUNO スマホでも簡単に音楽生成! #11 長い曲を作ってみる
歌詞をもとに、生成し続けて一曲完成。
前回作成した歌詞をもとに、sunoで曲の生成を始めます。
今回は最初から、Custom Modeにして、Chat-GPTで生成した歌詞を入力します。
そのままでも、大丈夫かもしれませんが、sunoのメタタグを利用して生成させます。
まず最初に、いきなり歌が始まらないように、[intro]をつけます。
その後から、歌詞を入力するのですが、Aメロ1とか、サビだと具合が悪そうなので、Aメロは[Verse1][Verse2]…に、Bメロは[Bridge]に、そして、サビは[chorus]に置き換えて、入力します。
[Intro]
[Verse1]
遠く離れた街のノイズ
あなたの声が流れてくる
淡い光のスクリーン越し
心だけがすぐそばに
[Verse2]
リクエストの曲に込めた
秘密のメッセージ, 気づいている?
夜空に浮かぶ星のように
ひとつひとつが瞬いて
[Bridge]
時を超えて届けばいい
この想いが空を駆ける
言葉にならない想いも
ネットラジオが繋いでく
[Verse3]
アンテナ越しの約束
次の放送で会える喜び
リアルな世界の隙間で
あなたと生きる物語
[chorus]
電波の海を越えて
あなたの元へと飛んでゆく
恋のメロディーは途切れずに
ネットラジオで繋がるの
ふたりをつなぐ不思議なキズナ
毎日がもっと特別になる
[Verse4]
カーテン越しに漏れる朝日
あなたの声で目覚めるよう
リアルタイムで交わす言葉
今日も僕らを繋いでる
・
・
・
・
[chorus4]
電波の海を越えて
いつもあなたの元へと飛んでゆく
恋のメロディーは止まらない
ネットラジオで繋がるの
ふたりを囲む幸せなキズナ
毎日をもっと愛おしくする
一回で生成される音楽は2分以下なので、歌詞が長いと、途中で曲が途切れます。
それでも、どこまで生成されるか分からないので、最初は丸ごと入れて生成させたのが次の楽曲です。
ちなみに、スタイルは「Bossa Nova」、タイトルは「思いつなぐメロディー」です。
ORG(Pt.1)
生成A
生成B
実際出来上がったのは、どう聞いてもボサノバではないですが、「生成A」の方が、何か引っかかるというか、気持ち悪いので、あえてこっちを採用して、生成作業を続けていきます。
「Extend」で、続きを作るんですが、「Lyrics」の部分が空のままだと、適当な歌詞になったり、インストだったり、エンディングだったりするだけで、続きの歌詞が反映されません。
続きの歌詞を反映させて、曲の続きを作るには大きく分けて、二つあります。
途切れた部分が重複するよう「Lyrics」に歌詞を入れ、そのまま続きを作る方法。
キリのいいところから、続きを作るように時間を指示して、その部分に合わせて、歌詞の続きを「Lyrics」に入れて作る方法。
今回は、「1」の方法で続きを作ります。
まず、最初の生成で、どこまで生成されたかを確認。そして、途切れる前の歌詞が重複するように歌詞を入力します。
今回は、[Verse3]の「アンテナ越しの約束 次の」で終わっているので、[Verse3]の頭から2番の歌詞の[Verse6]、[chorus2]まで、Part2を生成させます。
スタイルとタイトルが違っていたら、最初のモノと同じにします。
Part2
生成A
生成B
続きのPart2が、生成されたら、一度「Get Whole Song」で最初と繋いでひとつにして、歌詞の流れや繋ぎ目、全体のいメーシを確認します。
今回は、生成Bを使うことにします。
あとは、途切れた歌詞の頭([Verse4])から、適当長さまでの歌詞を入力しながら、歌詞が全て終わるまで、続きの生成を繰り返していきます。
Part3
生成A
生成B
ここは、生成Bを採用します・
Part4
生成A
生成B
ここは、生成Aを採用。
Part5
生成A
生成B
ここは、Aを採用。
次でラストになりそうなので、歌詞のあとに、アウトロと、エンドをつけます。
[chorus3]
電波の海を越えて いつもあなたの元へと飛んでゆく 恋のメロディーは止まらない ネットラジオで繋がるの ふたりを囲む幸せなキズナ 毎日をもっと愛おしくする
[chorus4]
電波の海を越えて いつもあなたの元へと飛んでゆく 恋のメロディーは止まらない ネットラジオで繋がるの ふたりを囲む幸せなキズナ 毎日をもっと愛おしくする
[instrumental - Bridge]
[Outoro]
[END]
Part6
生成A
生成B
Part6までをひとつにつなぐと、こんな曲になります。
Full Song A
(ORGA+Pt.2B+Pt.3B+Pt.4A+Pt.5A+Pt.6A)
Full Song B
(ORGA+Pt.2B+Pt.3B+Pt.4A+Pt.5A+Pt.6B)
さて、どちらを採用したものか。ストンと終わるか、「シュー」というノイズでフェイドアウトするかの違いなので、好み云々ですらないですし。
余韻より、置きに行くようなメロディの歌い方からすると、ストンと終わった方がいいかもしれないです。
次回は、ちょっと、一休みという感じで、BGMなどを作ってみます。
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