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AWAラウンジで、試験配信開始

遅ればせながら、AWAラウンジで音声配信の試験放送を始めました。これまでの音声配信とは、ちょっと違った操作性なので、番組作りもおのずと変わってくるわけで、どういう構成で流れを作るかも含めて、試験配信をしてみた感触などを書いてみたいと思います。

ラウンジの始め方が分かりにくい

AWAラウンジは、スマホからしか配信できません。聴くだけ、チャットするだけなら、PC版のAWAラウンジページからも行えますが、ラウンジを開設して、配信をするにはスマホを使う必要があります。

AWAメイン画面

さて、スマホでAWAアプリを起動して、ラウンジを始めることにします。もちろん、iPhoneでも、Andoroidでも、ラウンジを開設できます。
ここで、気になるのは、メイン画面には、ラウンジを開設するボタンやメニューが見当たらないことです。
ラウンジがサムネイル表示されているリストの下にあるすべてのラウンジを表示をタップして、ラウンジのページに移動すると、右下にラウンジを開設するボタンが表示されます。

ラウンジ画面

AWAは音楽配信アプリで、音声配信アプリではないので、こういう仕様になっているのだと思います。
いわゆる音声配信などのアプリであれば、メインページに配信開始のボタンがありますし、そうでないアプリの場合は、アカウント設定など自分の情報を管理するページから操作できるようになっています。

いずれにしても、ラウンジを開設するには、ラウンジのページに移動する必要があります。

ラウンジ作成ボタンをタップすると、ラウンジの名称(タイトル)と詳細を入力する設定ページになります。
タイトルと詳細以外に、チャットの背景(ラウンジの背景)画像の変更もここで行えます。

また、ラウンジで再生する曲もここで選ぶことができます。
右下のアイコンをクリックすると、選曲用のページになるので、プレイリストや検索で再生したい曲を選んで、確定するだけです。

配信スタートで、選んだ音楽が流れだす

配信をスタートする前に、選曲しておくと、スタートと同時に曲が流れます。曲と同時に配信をスタートしたいのであれば、最初に選んでおくといいでしょう。
その際、マイクがオンになっているので、曲の音量は若干小さく、お喋りのBGMとして利用できます。もし、最初に曲だけを流したいのであれば、スタートしたらすぐに、右下にあるマイクアイコンをタップして、マイクをミュートします。
すると曲の音量があがり、音楽だけを優先して聴かせることができます。

私の場合、というか、Radio441では、オープニングのジングルやタイトルコールのBGMが決まっているので、スタート前には曲を選択しないで、音声だけで配信を始めています。
この場合、オープニングトークなどをしながら、次に流す曲を選択することになります。

曲出しと、喋りだしのタイミングが難しい

先ほども書いた通り、曲は検索やプレイリストから選べ、再生をスタートすると、選んだ曲が順番に流れます。
ただ、曲のポーズはできるけど、ストップやカットアウトカットインはできないですし、マイクのミュート解除はメイン画面、曲のポーズは、選曲リストで行うことになるので、再生を止めてお喋りをするのはちょっと面倒です。
しかも、曲が終わるタイミングが、選曲リストに表示されるゲージでしか確認できないので、お喋りと音楽を交互に流すのには慣れが必要なようです。

簡単な構成を考えるのなら、選んだ曲を流しっぱなしにしながら、ポイントポイントで、BGMにしながらおしゃべりをする方法でしょう。

Radio441の場合は、「ジングル=>お喋り+BGM=>音楽」というパターンの繰り返しを想定しているので、マイクやミキサーを使って、ジングルからお喋りまでを行い、その間に再生リストを呼び出して、タイミングを合わせて音楽に切り替えるという流れになっています。

ラウンジだから、音声配信としては使いにくい

音楽を流しながら、仲間やファンとチャットで交流するのがラウンジなので、音声とのコンビネーションはあまり考えられていないようです。
実際、アーチスト本人などが主催するのであれば、音声(お喋り)も重要ですが、そうでなければお喋りが無くても、チャットだけで成立するのかもしれません。

いずれにしても、音声と音楽を効率的に配信するには、配信者側の工夫が必要なようです。

また、曲を選ぶのはメイン画面とは別になるので、選曲中はチャットを観ることができません。些細なことですが、複数の曲を選びながら、お喋りをする場合などはちょっと気になります。

曲が再生されるのは、一分半のハイライト再生

最初に書いてもよかったんですが、AWAラウンジで流せる(再生)のは、曲のハイライト部分、一分三十秒だけです。丸ごとフルコーラスは流せません。
そのため、一曲ずつじっくり聴かせるというよりは、ダイジェスト的に数曲まとめて聴かせる構成がいいようです。
例えば、ジャンルや年代、アルバム、といった具合に、テーマの中でさらにいくつかのグループ分けをして、プレイリストを作成しておいて、それを流すのがいいでしょう。

'80sRadioでお待ちしてます

AWAラウンジを始めるにあたって、最初はSTATIONHEADで配信しているように、10~20曲程度を毎回テーマ別に紹介する番組を考えていたんですが、ハイライト再生しかできないため、20曲程度だとお喋りを入れても、40分くらいで終わってしまいます。
ライブの場合、途中から聴いてもらえることも多いので、やはり短くても1時間~1時間半の構成にしないと、なかなかリスナーに巡り合えません。
そこで、80年代をテーマに、70年代後半から90年代あたりの曲を6曲ごとにワンセットにして、5セットを流しながら、各セットの間に80年代頃の音楽やファッション、若者文化などを思い起こしながら、適当にお喋りするという構成の番組を始めることにしました。
どんな感じのラウンジなのか興味のある方は、一度覗いてみてください。

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