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スマホでも簡単に音楽生成! #9 基本操作だけでロックアルバムを作った。

第九回、物足りないのでカスタムモードへ

前回までは、基本の「Song Description」に、キーワードを入れるだけで、あとは「…」のメニューを操作するだけで、プロンプトやメタタグを使わずに、エンディングまで作ってきました。
次の10曲は、そうした基本操作だけで完成させた曲です。

例:Song Descriptionですべて生成させて、Continue From This Clipでエンディングまで生成。

これでも、それなりに一曲まとまった感じで出来上がります。ただ、気になるのは、ほとんどのボーカルが、再生スタートと同時に、演奏と一緒にカットインで始まるので、ちょっと聴きづらい感じがしますよね。
それから、歌詞自体も最初に生成されたものだけで、その後は何となく流れでボーカルが載る感じです。できれば、Aメロ、Bメロとか、1番、2番とか、間奏やブリッジ、ギターソロなども加えて、楽曲としてもう少し作り込みたいですよね。

そこで、今回からは「Custom Mode」をつかって、自分のイメージに近い曲の展開をデザインしていきます。

「Song Description」で生成するのと違って、「Custom Mode」では、あらかじめ歌詞を用意する必要があります。
歌詞を作る方法は、次の4つが考えられます。

  1. 「Song Description」だけで一旦生成して、歌詞も生成

  2. 「Custom Mode」の「Make Random Lyrics」を使って歌詞を生成

  3. Chat-GPTなど他の生成AIを使って、歌詞を生成させる

  4. 自分で作詞してみる

どの方法でも、構いません。4は説明の必要はないと思うので、1~3の手順を簡単にお話ししましょう。

「Song Description」だけで一旦生成して、歌詞も生成

これまで同様に「Song Description」にキーワードを入れるだけで、曲(伴奏)と詞(歌詞)を生成して、̪̪詞だけを再利用して「Custom Mode」を使って、全体をデザインし直します。

曲(伴奏)と詞(歌詞)を生成したら、「…」の「Reuse Prompt」を使って、「Custom Mode」から曲全体を再編集します。
歌詞や曲のスタイル、ジャンル、タイトルは、そのまま継承できます。ただし、楽曲は改めて生成されるので、最初の曲と同じものやそのアレンジにはなりません。

「Custom Mode」の「Make Random Lyrics」を使って歌詞を生成

最初から「Custom Mode」で始めるのであれば、「Lyrics」の枠の下にある「Make Random Lyrics」を押せば、適当な歌詞を作ってくれます。
その際、「Style of Music」で指定した楽曲スタイルやジャンル反映されますが、楽曲のタイトルは「Make Random Lyrics」で生成された歌詞に合わせて変更されます。

Chat-GPTなど他の生成AIを使って、歌詞を生成させる

さまざまな生成AIがあるので、詳しくは説明しませんが、プロンプトを使って、作詞させます。
Aメロ、Bメロ、サビはもちろん、1番、2番、3番といった歌詞の流れもまとめて作れます。
また、
1.「Song Description」だけで一旦生成して、歌詞も生成
2.「Custom Mode」の「Make Random Lyrics」を使って歌詞を生成
などでは、一組のメロとサビしか生成されないので、1番、2番、3番を追加する際にも、この方法は有効な手段になります。

つまり、歌詞に関して言えば、「SUNO+他の生成AI」という使い方が必要になります。他の生成AIで、一番分かりやすいのは、多分「Chat-GPT」だと思います。

次回は、下準備として、Caht-GPTでオリジナルの歌詞を生成させて、ガッツリと音楽づくりを始めていたいと思います。

Song Descriptionだけで作成したロックアルバム
Fake to Fake
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