Notion で営業予実・顧客管理してみた
あと1ヶ月で2022年も終わりですね。新規事業 で PMと営業とCSとマーケをやっている tanamako です。
Offers PM による ”平日のみ” Advent Calendar を12月にやっていきます。
2022年7月頭からのクローズドベータ版の販売開始から毎月平均で5-10社の企業様に有料でご利用いただいております。
Advent Calendar 1日目は、NotionDBを活用して営業・予実・顧客管理をしており、その一例をご紹介します。
誰向けの記事か
Notionを今後活用していきたい方
簡単に営業、顧客管理したい方
Notionで管理し始めた背景
新規事業で顧客管理したい
ただ、CRM・SFAを使うまでもない状況
経営企画報告、All Handsの数値・進捗共有も楽にしたい
小さくスタート、営業状況などに応じてデータ移行
予算、リソースが限られている
Notion DBでミニマムにやってみよう🤘 となりました。
要件
営業、CSデータの統合
営業の予実可視化
ドキュメントも残したい
やったこと
予実管理ページの作成
顧客管理データベース作成
予実管理データベース作成
Notion DBとは
メリット
汎用性が高い
データ集計+ドキュメントが使えるため、幅広く使える
比較対象でスプレッドシートだとドキュメントが書きづらい
デメリット
Propertyの無限増殖 😇
使用頻度の低い・使用してないPropertyの削除Opsを定期実行したくなる💣
そのほか
DBの運用ルールを作らないと社員数が多い会社では破綻しやすいので注意
使用する Notion DBのproperty+α
Property
Rollup
Relation はって取得した企業数の集計
Formula
商談、受注の進捗の計算
Relation
顧客DBとの結合に活用
企業名を表示し、何月にどの企業との商談か/ステータスは何かを表示できる
Filterで非表示にすることも可能
Filter機能
Properties
Group by
Calculate
データベース機能に元々ある機能
データ集計、可視化はこれらがあれば簡単なものであれば実現できます。月次進捗をグラフで見たい気持ちはありつつ、グラフ活用しないのであればスプレッドシートでなくNotionで十分かと思います。
顧客管理データベース
Property
企業名、担当者情報
営業、CS情報
個社別にドキュメント
Relation
予実DBで商談数、受注企業数を集計するために接続
予実管理データベース
Rollup
商談数を集計のため企業数をカウントする
商談企業、受注読み企業
Formula
進捗率の可視化
目標は定数
商談、受注数
Relation
Formulaで計算するために顧客DBと接続
やってみた結果
Allhands(全社振り返り会) の セールス部分 は 5分 で報告可能になった
データ・情報の再利用性が高い状態が作れた
セールスメンバーでも簡単に編集できる
編集が簡単という点で 危険な場合もあるので要注意
SFA・CRMへの移行も簡単
テーブルをCSVダウンロード
もしくはテーブルから直接SFA・CRMの所定の入力欄へコピペ
リード数や累積商談件数に応じてSFA、CRM、MAが必要になってくるので、良いタイミングで移行を検討・実行できる点で開発など作り込まずサクッとできるのがポイントです。
メリット
Notionを全社導入の上であれば 無料
ビジネスプロセスを整理でき、SFA・CRMでの活用イメージがほぼできている状態で移行可能
とにかく余計なものを作らずに済む
テストしやすい
最後に
エンジョイNotion 😄
弊社は、開発のプロジェクトマネジメント・スプリントもNotionで回しており、開発に最適化されていないため試行錯誤してきました。
記事執筆の励みになりますので、スキ・ツイートなどよろしくお願いいたします🙏
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🎄Advent Calendar 2022 🎄
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