無極樁 「馬張勲老師口述メモから」

無極樁、あなたが、どのように立てば気持ちよい、かである。ひとつは、気持ちよい。もうひとつは、自身の気が、スムーズに整っているか、だ。呼吸にこだわる必要はなく、身体が気持ちよければ、ソレでよい。全身協調一致すれば、ソレでOK。ゆっくりと繰り返し、繰り返し、鬆(ソン)すれば、脚の裏にモノが出てくる。その後で、「接触点」をちょっと合わせたならば、ソレがつまり推手でのモノである。繰り返し立つコトによって、全身の勁がゆるんで、みな脚の方に行く。身体は立てば立つほど軽やかに、そして、カラになっていく。繰り返し、繰り返し鬆(ソン)するコトで、人は両脚の上に乗っている、というコトがわかり、そして、あなたは、モノをつかむコトができる。

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