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初めてブランドバッグを買ったはたちの時の話


ブランドバッグというとハイブランドで誰もが知っているCHANEL、VUITTON、HERMESあたりを、35歳くらいのキャリアウーマンが仕事の励みに買うものだと思っていました。

なんなら『ブランド品は悪』『持つ人間の中身が伴わないブランド品はみっともない』という偏見で育った私には一生縁のないものだと思っていたくらいです

20歳を迎えた冬に、当時極貧大学生で週6,7アルバイトをしていた私はどうしてもほしかった小さな鞄をネットでポチってしまいます。
それはかなり前からブランドのアイコンだった、MARC JACOBSのSNAP SHOT。かわいいなぁと知ってはいたものの、お財布に毛が生えたくらいの小ささなのにそこそこのお値段がするので買おうとは思えませんでした。
わたしを後押ししてくれたのは、その頃受けたパーソナルデザイン診断。
私の持ち味と相性のよいブランドとして資料に載っていたのがきっかけで、スナップショットと再会できたのです。

周りの人たちは、これから買うなら社会人になっても使える無難なトートやもっと価格帯が高めのものにすれば?と言いました。
基本的に自分の本音は奥深くに隠していて、他人の言動で大きく揺らいでしまう私は、診断を受けていなかったら言われたことを受け入れてそうしていたかもしれません。

でも、自分の好きなアイテムで自分に似合う要素がたくさんあるならばお金をかける価値があるんじゃないか?
鞄といっても小さいし、合わせるサブバッグや服装次第で年齢問わず着こなせるはず!
と思い切って購入。(実際の店舗に入る勇気は、4年前の私にはなかったのです。)
ポチッとしてからというもの、届くのがとても楽しみで、わくわくしながら毎日バイトと授業に明け暮れていました。

受け取りの不在票を握りしめ、袋を開封してみると、理想通りのイレギュラーパターン。かわいすぎる鞄が入っていました。

デザイン、めっちゃ好きすぎる〜✨


今まで買ったことのない、インパクトのあるデザインなのに、身に付けるととてもいい感じなのです。これが似合うってことなのか!とびっくりしました。

最近は使い込み過ぎてしまい、ロゴの金属部分が欠けてきてしまいましたが、これもまた味だなといいように解釈しています。修理も少し考えましたが、この金具部分だけ新しくするなんてことができるのか?(たぶん無理そうなつくり)

私の大切な、はたちの想い出バッグのお話でした👜