ドイツ鉄道博物館 旅行2日目

今日はDBmuseumを見に行った.

展示内容

博物館の展示内容は大きく分けると以下のようになる

  1. 鉄道の成り立ちとドイツ

  2. 産業革命と鉄道

  3. 戦争と鉄道

  4. 分断の時代と鉄道

  5. 再統合と高速化

展示の特徴

日本の鉄道博物館の場合輸入からの始まりであるのに対してドイツではイングランドに近いのもあって早期から内製していることもあって成り立ちからの展示になっている。

鉄道に関する基礎技術から展示されている
これは初期の貨車だが車両に必要な要素は揃っている



また実物車両の展示というよりは模型と関連する物品を用いた説明というのが主な方針のように感じられた。


そのためか車両は1階と別館に詰め込まれているうえ非常に通路が狭い。
車椅子で見学するには難しいのが悲しいところ。

人一人が通るのがやっとの通路



一方で展示内容では日本国内ではあまり見られない戦争と鉄道の関係について詳しく説明があるなど非常に充実している。

第三帝国時代もしっかり説明がある


また展示に使われている模型一つ一つが丁寧で驚きを覚えた。さすが本場。模型だけで一ゾーンある

妻面まで作り込まれていることに驚き


これ全部Nゲージ


また子供向けのコーナーでは実際に仕事を体験できるような展示がたくさんおかれている一方、
実際の車両の輪切りや実際に使われていた部品などがしれっと展示されているので大人でも満足できる内容だった。

投炭の体験ができる
子供向けのはずなのにこんなものまで
これは給油体験
その後ろにはエンジンが堂々と置かれている

別館が隣にありそこでは車両がたくさんおかれている。
どの車両も間近で見る事ができる。

中に入ると流線形蒸気機関車の05型がお出迎え
流線形蒸気機関車は日本では見ることができない
普通に停めてあるかのよう


また信号場など一部の施設は実際に体験する事ができる、平然と線路の上を歩く事ができるなど、本館とは打って変わって資料館に近い展示方法をしている。

信号場の窓の外は実際に使われている線路
ポイント操作所
これも自分で動かせる

結局本館と別館で閉館時間ギリギリまで見てしまった。

明日は産業博物館を見にいく予定。

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