見出し画像

セルフサプライズ2024的な

 1月も終わりに差し掛かっている。年明けからフルパワーどころか不安が一気にに押し寄せて、太刀打ちできるわけもなく気がつけばボロボロでここまで来た。

 研究は大詰めでここ最近の平日は装置をほぼ毎日稼働させ、夜暗くなるまで分析待ち。終わればバイトか家に帰り夕飯を食べて風呂就寝。絵を描くとか本を読むとかちょっとした娯楽をするにも疲れてしまい、家に帰ればソファにだらしなく沈んで、そのうち寝ている。早く全てを終わらせてベッドで楽になりたいという思いとは裏腹に、帰宅後の身体はびっくりするほど動かない。体力が無さすぎるのもあるが。
 これからレジュメスライド論文と怒涛の週替わりタスクを経ないと卒業できないと思うと涙が出そうだ。自分から所望して始めた実験テーマに今更苦しめられている。


 とはいえ1月楽しいことが皆無だった訳ではなく、先週まではsumikaのライブに行ったり、合唱のイベントがあったりした。

 sumikaのライブは昨年の振替公演だった。詳細は私に気力があれば後日まとめるかもしれない。去年の5月の以降のライブ。とにかく強くて、眩しくて、かっこよかった。

 合唱のイベントは、部活として最後の公での演奏だった。入部して初めて立った会場のステージが最後のステージだった。5年前を思い出して緊張で足が震えた。

 正直な話、合唱をこんなに長く続けられるとは思っていなかった。歌は好きだし、雰囲気の良さに惹かれて入ったものの、知識も技術もなく、常に自分の部への存在意義を問いながら活動していた。結局自分は運営側でも指導側でも役に立てることはなくて、ただ居るだけ、ただ歌うだけの部員だったことが本当に不甲斐なくてしょうがない。
 まぁこれは部員に面と向かって伝えるとなんか申し訳なくなるので、ここに書いて成仏させておく。

 あまりにも部に対して何も貢献出来ないものだから、途中で辞めた方がいいんじゃないかとか思ったこともあったが、辞めたら部員との関わりが絶たれてしまうのが何よりも嫌だった。

 なんとなく歌好きだな〜と部員のこと超好きだな〜という気持ちだけでここまで続けてきたけれど本当に楽しかった。いろいろなところに連れて行ってもらえて、新しい景色を見せてもらった。歌うの好きでよかった。
 ただ、互いの利益じゃなくて「好きだから」という理由で一緒にいて歌っていてもいいのかもしれない、ともう少し早く気づければ良かった。


 今年の目標は、"自分の好きなものことをちゃんと自覚すること”にする。去年は何を信じたらいいのか分からなくなって、本当に好きなのかさえあやふやになってしまったから尚更に、そのぶん大事にしたい。理由はなくても、好きだと知っているだけで大切にできることもあるし、それが回り回って自分を大切にすることに繋がっている気がする。

 なんというか、自分で自分のご機嫌取りをするのとは近いようで違くて、「そういえばあの人、これ好きだったなー」をセルフでやりたいという話。人に何かをしてあげたり、物を贈るみたいな行動は決してご機嫌取りでやっているわけではない。そういうシンプルに喜ばせたいがための行動を自分にも出来るようになればいいな〜とぼんやり思っている。

 あとは今年もいろいろな場所に行きたい。今月新潟に行くことは叶わなかったけど近いうちに必ずまた訪れたいし、まだ行ったことのない場所にも行きたい。


 個人的には4月には入社してきっと今までとは全然違った年になるのだろうけど、どうか世間も自分自身もできるだけ悲しい変化が起きないないようにと今から祈る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?