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こどもたちは考えてる

造形あそびを通じて
こどもたちと
向き合ってる。

こどもたちは考えてる
感じてる
わかってる

わからないことがあるとすれば
それは大人とおんなじ理由で
わからないだけ。
経験の足りなさで
わからないだけ。

考えてる。
いっつも
考えてる。

うっかり惰性で生きてしまう大人よりも
ずっとずっと、考えてる。

そう考えることが
そう感じることができるのは、
自分が考えてきた記憶があるから。

考えてた。
保育園の時から、
考えてた。
いつも、考えてた。

そして、理不尽に
怒られた時は
怒った。
怒る方法も、
意見を論じる方法も知らないから、

ちがうもん!
だけぎりぎり言って、
それから一切しゃべらない
という怒り方で、
おこったことも覚えてる。

間違えてなかった。
プイッとして、
かたくなな私をみて、
保育士さんは
なんとか話を聞いてくれたんだと思う。
そこらへんの途中の記憶はないんだけど、
理由を聞いて、ごめんね
って
謝ってくれた。

私は出会いに本当に恵まれていて、
その先生のことも
ずっと好きだった。

初めてディズニーランドに行った
喜びを、
1日の行動、全部書く、
という伝え方で
その先生に手紙書いたのも
覚えてる。

先生も、
間違えちゃうことや、
怒ったって、
嫌いじゃないことや
許すことや、
許せるからこそ、
すぐ、楽しくなれることや、
たくさんのことを
日々の中で、関わりの中で、
知ることが、できたんだと思う。

こどものときの
いい出会いで、
きづくことができたこと、
たくさんあると思う。

ずるい考えや、
やり返したい考えや、
負かしてやりたい考え。

負けたくない、
自分でやりたい、
教えてなんてほしくない、
自分の力で手に入れたい、

そんな考えも、
ちゃんと持ってた。
その、気持ちの記憶がある。
3、4、5歳の頃からある。
いま、向き合ってる子どもたちと
同じ年齢から、ある。

だから、
目の前にいるこどもたちが、
出会えたこどもたちが、
考えてること
知ってる。

考えてることが
わかるんじゃない。

考えている
ということを知っている。

考えてることなんて
わかるわけはなくて、でも、
考えてることを
知ってるわけだから、

考えもなしに
やってるわけではない行動を、
勝手に決めつけないで、
どうしたいのか
そっと、見守りながら
そっと、はなしを聞きながら、

もっと
伝えたいように
作りたいように、
描きたいように、
やっていける方法を

色んな伝え方や、
作り方、描き方をしてみながら

そのこにとっての
楽しい過ごし方ができるように
みていきたいと
思ってる。

こどもたちは
考えてる。
という、
確信の元に。

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