あしおと
タップダンサーなので、毎日、自分のあしおとを聞いている。
踏みながら聴くだけではなくて、稽古のうち何テイクかを日々録音している。
ー対象化して観察するー
自分では、表現と思っているかもしれないけれど、何か、良かれと思う惰性の中で習慣になったものも、結構混じっている。
けれど、時には習慣性のあるそれが、老獪な引きの表現に転じていて、さすが、と思うこともある。
乱れたかな?と思った箇所に、こうしたい!という素直な気持ちがブワッと出ていたりもする。
あしおとで何をしたいのか、言葉にするのは難しい。
その言葉になりにくいことを、あしおとで表そうとしていると思う。
音楽でもなく、あしおとというのが表現としてはわかりにくいようだけれども、最もシンプルに伝えてくれるのは、怒った子どもの地団駄だ。
湧き上がる感情と変化をのぞむ意志が足に伝わる。
あの強烈さに叶う表現って、なかなかない。
私が聴きたいのはそういうことなんだな。もっともっと!!!
来週はライブ♪
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