見出し画像

あしおと



タップダンサーなので、毎日、自分のあしおとを聞いている。
踏みながら聴くだけではなくて、稽古のうち何テイクかを日々録音している。

画像1

ー対象化して観察するー

自分では、表現と思っているかもしれないけれど、何か、良かれと思う惰性の中で習慣になったものも、結構混じっている。

けれど、時には習慣性のあるそれが、老獪な引きの表現に転じていて、さすが、と思うこともある。

乱れたかな?と思った箇所に、こうしたい!という素直な気持ちがブワッと出ていたりもする。

あしおとで何をしたいのか、言葉にするのは難しい。
その言葉になりにくいことを、あしおとで表そうとしていると思う。

音楽でもなく、あしおとというのが表現としてはわかりにくいようだけれども、最もシンプルに伝えてくれるのは、怒った子どもの地団駄だ。
湧き上がる感情と変化をのぞむ意志が足に伝わる。
あの強烈さに叶う表現って、なかなかない。

私が聴きたいのはそういうことなんだな。もっともっと!!!

来週はライブ♪


いつも応援いただきありがとうございます。サポートは活動維持費に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いします!