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苔玉の作り方

苔玉をつくってみてから3ヶ月がたち、とても生き生きと芽吹いてきましたので、作り方をシェアします。

何かを購入しなくても、苔玉は作れるのですね。
そのつもりで見てみるとあたりは苔だらけ!
野草とともに周りの地面から集めてつくってみませんか?

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作り始め

お正月につくりました。

<苔玉の作り方>
今回使用した苔:ハイゴケ
今回使用した野草:自生の菊、セリ、三つ葉
・日陰や隅っこから土ごと苔を剥がしてきます。
・水の中で揺すって、苔がバラバラにならない程度余分な土を落とします。
・芯にする野草の根の周りの土ごと、泥団子の要領で丸めます。
・野草芯泥団子を苔で包み、水を吸わせながら馴染ませて、形を整えます。
・黒い木綿糸を巻き付けて、苔が落ち着くのを待ちます。

*一般的な苔玉は水苔を買ってきて芯にしますが、今回の作り方は土なので乾燥には弱いです。水分を切らさないように、育ててあげてください。

3週間後

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乾燥気味で苔は少し枯れてきましたが、苔玉に入れたノースボールが花を咲かせました。芯になる植物は水分量が適切かのバロメーターにもなります。

3ヶ月経つと新芽が出てきますので、途中で枯れている時も、見捨てないであげてください!

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苔を培養するときには、わざとちぎって乾燥させて枯らしてから、水に浸す方法もあります。苔の胞子が再生するまで、枯れた状態をケアしながら待つことが肝だなぁと思いました。

3ヶ月後

まさに今!あたりの新緑と呼応するように、苔も新芽がびっしり。緑色の玉はフカフカになってきています!芯にしているセリや三つ葉も勢いをましてきました。

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育てるって待つことが多いけれど、ワクワクと楽しいですね!

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まだ冷える日も多いですが、これからぐんぐん暖かくなるでしょう。ノースボールも次々と蕾をつけています。

拾い集めて苔玉づくり、よかったらトライしてみてくださいね!

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