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小さな子どもとお母さんの居場所①

2013年に長女を出産。
当時は駅近くの小さなアパートに暮らしていて、車を持っていなかったので、行動範囲は狭く、ベビーカーで近所をお散歩したり、近所の保育園の親子サークルに参加したり、子育て支援施設によく遊びに行っていました。
しかし、顔見知りになる人はそこそこいるけど、仲良くなるまでには至らず、、ということがしばしば。

そんな中、友人が主宰する「草津おっぱいっこクラブ」というサークルに参加しました。このサークルは南草津で月1回、母乳育児について助産師さんに相談できたり、子育ての悩みをお母さん同士で語らうことができる場です。
悩みは子育てだけに限らず、最近のできごと、夫の愚痴、姑さんとのあれこれ、、など何でもOK。

それを輪になって1人ずつ話し、悩みがあれば、「◯◯さんはこの時どうだった?」と主宰の友人が話を促し、経験談を話したりしました。
このように同じような立場や悩みを抱えた人たちが集まり、平等に話を聞き合い、相談しあうスタイルを『ピアカウンセリング』と言うそうです。とても良いスタイルだなと思います。

私はこのサークルで自分のことを話せるのが嬉しかったし、それを聞いてもらえることも嬉しく、さらに自分が経験したことが、悩んでいる人の助けになることも嬉しく思いました。
そしてこのサークルで出逢ったお母さんたちとは今でも交流が続いている方もいて、「同じ時期に同じように悩んで頑張った仲間」という心強い存在でもあります。

この「草津おっぱいっこクラブ」は残念ながら2022年度で活動が終了してしまいましたが(なんと活動歴15年!)、先輩お母さんたちがこうして活動を続けてきてくれたおかげで、助けれられたお母さんはたくさんいると思います。

草津市には他にも長年活動を続けているサークルもあれば、新しいサークルもどんどん立ち上がり、本当にサークル活動が活発です。
小さな子どもとお母さんの居場所として、ほっと一息つけて、新しいつながりが生まれて、子育てがさらに楽しくなるようなサークルの場。
私はすっかりその時期は過ぎてしまいましたが、今もこれからもずっと大切に想っているし、何かで力になれたらいいなと考えています。

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