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するするエッセイ【踊ってくらす】#2【単品購入150円】

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4日ほど前に近所の八百屋さんでアボカドを買いまして、
昼飯時にパカっとしましたら、もう「今すぐにお願いします!」と言わんばかりの熟し具合でした。
僕はお得意の冷静パスタを決行致しました。
大きなアボカドまるまる1つと、シーチキンとプチトマトを丁寧に4つ切りにして、これらをピエトロドレッシングで和え、パスタが茹で上がるまで冷蔵庫で冷やすわけです。

少しだけ表示時間より長く茹でたパスタを氷水のなかで、しゃきっと洗ってあげて、水気を切ったら冷蔵庫から出したアボカドたちに混ぜていきますよ。
最後に柚子風味のオリーブオイルってのがありまして、そちらをスルっとたらしました。

なんとも至福な昼でした。
その後は満腹からくる眠気と戦いながら、午後の作業をするわけですが。。。

昨夜家に帰る前にまたそんな冷静パスタを食べたくなり、アボカドを探すわけなんですが、24時近くに八百屋はあいていなく、とあるスーパーでアボカドを手に取りました。
んー…絶対にあのアボカドとは違う手触り、表情。 
しかしどうでしょう?1度手に取ったアボカドを僕はこの棚にもどせますか?わりと情はあるのが僕です、こいつを買って帰ろうと決めました。



中学1年生時、我が家で犬を飼おうという事になり、父の知り合いのブリーダーさんのお家に行きラブラドールレトリバーを引き取りに行きましたら、なんらかの手違いでダルメシアンがそこにおりまして、予想を上回るデカさと牛柄に面食らった熊谷少年でしたが、檻の中から出された一匹のダルメシアンになんとも心奪われまして、こいつが今日から家族な、のか。となんとも温かな気持ちになっていたら、今度はブリーダーの方がそいつを引き戻し、別のダルメシアンを出してきたんです。

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