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するするエッセイ【おどってくらす】

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

ポジティブに生きろとか、ネガティブだなー…とか言いますけど、僕はどっちでもいいと思ってるんです。
それは自分に対してももちろん人に対してもです。

僕はおそらく根が明るいので、若いときは近くで凹んでいる人に対して、バンッと肩でも叩いて「何くらい顔してんだよ!」とか言ったり、思ったりしていました。

でもたまに自分が落ち込んでる時は、周りの人達を「こいつらのーてんきな顔しやがって!」などと思うしまつ…
ここでもなんども書いているように、人には人の事情があることを知るうちに、そうかあの人は今はあんな顔をしたい時なんだな、僕はそっとそこらに転がっている「まるい石」くらいになっておこうとか思うようになりました。

ポジティブに生きろ!という人の何割かの人々は、自分のポジティブを他人のネガティブに侵されたくない。という一種の恐怖みたいなものがあると思うのですね。実際に僕もそうでしたから。

自分のネガティブが許せなかったのでしょう。

今日皆様におすすめするのは自分のコックピットを後頭部に創る方法です笑。あやしいエッセイではございません。

少し落ち込んで周りにあたってしまったとします。

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ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。 ダンス劇作家として公演を続ける熊谷が、舞台から飛び出し、楽しむを皆様と共有するマガジンです。

ダンス劇作家「熊谷拓明」が、踊り続ける中で身に着けた【生きる】を楽しむ術を、■エッセイ■ダンス朗読劇■オリジナルダンス劇映画■ラジオ■対談…

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