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するするエッセイ【踊ってくらす】#20

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

面倒くさいとか、疲れるとか、やりたくないとか。
印象の悪い言葉のように思われがちですが、実は自分の得意分野や少し目新しい景色を見つけるチャンスだったり磨るんです。というお話です。

4月目前、なんとなく心機一転みたいな言葉がじわじわと聞こえてくる季節ですが、まぁ無理に変化する必要はないですよね。
それよりも自分の疲れとか、拒否反応とかに目を向けてあげた方がよいのかなぁーと感じています。

僕が疲れたのかと聞かれたら、「疲れた」まではいかないのですが、1年中【面倒くさい】とか【なんか嫌だな】を敏感に感じるように過ごしています。

ほんの小さな事でも「ん?」と思ったら無理しない笑。そんな生活を続けています。

やらなくてはいけない事がやらなくてもいい事にはなかなかなりません。

まずは何が少し面倒に感じているのか、何があるからいやなのかを考えるんです。
そうすると、自分の【嫌】が細分化されて、結果嫌ではない事も発見出来る。
大まかに捉えているときは、全てが嫌だった訳ですが、落ち着いて考えると嫌じゃない事、楽しい事すらあったりします。

そこまで来たら楽勝です。【嫌】を通らずにゴールに向う道を開拓するんです。
いままでの【絶対】が見るも無惨にいらない物になり、いらなかった物が輝き始める。

輝くのはその物ではなく、自分の見方がかわるだけなんですが、それがめちゃくちゃ大切なんです。

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ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。 ダンス劇作家として公演を続ける熊谷が、舞台から飛び出し、楽しむを皆様と共有するマガジンです。

ダンス劇作家「熊谷拓明」が、踊り続ける中で身に着けた【生きる】を楽しむ術を、■エッセイ■ダンス朗読劇■オリジナルダンス劇映画■ラジオ■対談…

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