通常出力30%

練習以上の力は出ない

「私は本当はもっとできるはずなのに、努力が足りない」といつも思っている気がする。でもどうなんだろう。昔、合唱をやっていたころ、先輩に「本番で普段やっていること以上の力は出ない」と言われた。たまにはそうじゃないこと(練習以上の演奏ができること)もあったけれど、でもやはり普段の練習の8割(よくて)くらいの力しかでない気がする。

基礎力のアップ

今、仕事をしていると、もちろんいつも全力なわけではない。最大出力の何割くらいの力で働いているか考えると、せいぜい3割程度のような気がする。そんなしょっちゅう最大出力だしていたら、きっと過労で倒れる。だからできることは“基礎体力“をあげていくしかないと気がついた。最近。今の2倍の基礎力ができれば、その3割出力でも、今の6割程度になるかな(計算に自信なし)。全力でいつも生きるわけにはいかないから、ベースをアップして、惰性で出せる力をあげていくしかない。

チームの基礎力アップ

病院でそれをやるとすれば、自分だけあげても高が知れているきがする。チーム医療のやっかいなところは、個人プレーでは成果が出ないところじゃないだろうか。うーん、いや同僚にすごい馬鹿力出す人はいるけれど、それは「彼女だからできること」という話。私が目指すべきなのは、チームとしての基礎力を少しずつあげて、全体のレベルをあげていくこと。

全体観に立つ人を

なんでそんなことをする必要があるかといえば、無駄を省いて楽がしたいからだ。現状は、いわゆる“縦割り行政“のように無駄が多い。全体観に立って仕事をしている人が少ない=全体を俯瞰して見ている人が少ないので、それぞれが自分のやる作業がどのような意味を持っているから理解していない。だから何かイレギュラーなことがあったとき、どこに手を打つべきかが判断がつかない。

無駄を減らして楽がしたい

それぞれが少しでも自分の仕事と他部署の仕事のかかわりを理解して働くようになれば、きっと大きな変化をもたらす。一人が馬鹿力を出すことは永続性がない。その人がいなくなれば終わる。でも組織が一歩深い視点で動くようになれば、仕事の深みが変わっていく。そして無駄が減り、私が楽ができるはずだ。

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