コロナ事情と中堅の役割

2020-05-06 20:55:06

テーマ:保育・教育
以前も少し書いたが、園内には、【中堅】と呼ばれる世代がいる。

園の置かれている職員状況によって、20代後半でも、30代でも、もしくは
40代でも【中堅】であるかもしれない。

経験値と年齢が、ある一定以上で中間的に位置する人。

世間で言われているミドルリーダーはちと分からんが、僕は
主任などの役職についていないある一定の経験値を踏んでいる層、を
中堅と呼びたい。

僕は、【中堅】とは、【役職】と言っていいと思っている。

園、または組織というのは、【中堅】が活躍することが真の
イノベーションに繋がるのではないかと、思っている。


そして、昨今のコロナ事情。


都市部の保育園や子ども園では、園を閉鎖できずに困っている。
自治体の対応も様々で、翻弄されている。
認可外の保育施設は、運営の危機に瀕している。

で、どうする?


園長などのリーダーは、職員や園、子どもを守るべく紛糾している。と思う。
自治体や周りに流されて、自分の意思を持っていないリーダーも一定数いるだろう。

自分たちの園は、どうだろうか。


コロナ事情で、世間は突然、【答がない】世界に放り込まれた。
これから打つ手はすべて、【新しい手】である。

前例も慣習も一切通用しない。

前に進みつつ、考えつつ、進んでいかなければいけないのである。

多くの園で、いろいろな試みがなされるぞの時、意見が割れる時が必ずある。

トップダウンなのかもしれないし、ボトムアップなのかもしれない。

その際、最も大事なのはミドルリーダー、つまり【中堅】の存在である。

まず、すべきことは、何が【正解】がわからない。だからこそ、【間違い】も
ない。YouTubeを配信してもいいし、アナログ手法で電話してもいいのかもしれ
ない。


とにかく、新しい状況にいるからこそ、議論を活発に行うことである。
一つの答えに導くのではなく、この事態を転機と捉え、いろいろな意見を
呼び込む。

そのことができるのは、【中堅】世代である。


正解がないからこそ、対話。

そのためには、まず活発な意見を出すこと。

そのためには、【中堅】が先陣をきって、そういう場の雰囲気を作ること。

がんばろう。


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