正しい歩き方したら、膝の痛みが無いなったで!
原因不明の膝の痛み
数年前から、原因がようわからん膝の痛みがあったのよ。
で、病院をいくつか回ってレントゲンも撮ったし、でも骨とか関節に異常がみあたらん。
お医者さんも原因がようわからんみたいじゃけ、みな
「じゃあ、痛み止めと湿布薬出しときましょうか」
で終わっとった。
まあこれも、年齢的なものもあるし、格闘技とかやっとったけ古傷もあるんかのう、と思うてあきらめとったんよ。
じゃけどやっぱ痛いけえ、せめて歩き方を正しくしたらどうかいの?と思うて正しく歩く練習したんよね。
そしたらなんと、あれほどピキッって痛かった膝の痛みがケロっと治ったんよ。
ということで、どんな歩き方したんかちょっと聞いて欲しいのよ。
参考になりゃええんじゃがのう。
歩き方のポイントは3つ、胸・膝・かかと
まず歩き方なんじゃけど、3つのポイントに気を付けて歩く練習をしてみた。
1、胸を張って背中を真っすぐにする
よく言われることじゃけど、歩く時は猫背になるんじゃなく、頭の先から一本の棒が刺さっとるような感じで胸を張って背中を真っすぐにすること。
あまり胸張りすぎると後ろにひっくり返るけえ、ほどほどに。
2、軸足を真っすぐに伸ばす
実はこれが一番苦労したんよ。
例えば、右足を前に踏み出す時には左足の膝は真っすぐに一本の棒にならんといけんそうじゃ。
これ、多くの人が少し曲がっとるらしい。
軸足が曲がっとると体重を軸足の膝にかけとるわけじゃけ、負担が大きいらしい。
最初はめっちゃ意識して、カクカクしながら歩いとる気分じゃったね。
なんか、ロボコップの気分じゃのう。変な歩き方しとる奴がおると思われて通報されんかのう?
それでもまあ練習しとるうちに、段々普通に歩けるようになってきたけ、みんなできる思うで。
で、この軸足真っすぐ歩きしとるうちにあることに気づいた。
「おっ、ももの裏側の筋肉までバランスよく使っとる。」
そう、今まではももの前側の筋肉を意識して歩いとったんじゃが、軸足真っすぐ歩きを始めると、脚全部の筋肉がバランスよく使われとる事がようわかったんよ。
3、かかとはギリギリまで地面から離さない
軸足のかかとなんじゃけど、これはギリギリまで地面から離さないようにするんよ。
まあ最初はようわからんが、練習しとるうちに上手くなる思う。
このかかとギリギリ歩きを意識すると、お尻の筋肉もしっかり使って歩いとる事に気づく。
つまり、ヒップアップに役立つっちゅうことじゃな。
垂れて四角になったお尻は、やっぱカッコ悪いけえの。
3つのポイントを意識して歩く練習していたらいつの間にか・・・
で、この3つのポイントを意識しながら歩くと、気分がシャキッとする事にも気づいたんよね。
正しい歩き方を練習しとる時は、膝の痛みを解消するためにやり始めた、なんて事はすっかり忘れて、正しい歩き方に夢中になって練習しとった。
ほんま、最初はうまくある歩けんと思う。
じゃけど、1週間くらい意識高めにやってると、意外と自然に歩けるようになるけえご安心を。
そしてある時気づいたんよね。
「ありゃ?膝ぜんぜん痛とうないなった。あれ?なんでじゃろ?」
これは予想じゃけ参考にならんかもしれんが、軸足真っすぐを意識して歩くことで膝周辺の筋肉が鍛えられたんじゃなからろうか、と思うんよ。
膝周辺の筋肉を鍛えりゃ、膝関節にかかる負担も少のうなるし、自然に痛みが緩和されたのかもしれん。
まあ、膝の痛み云々は人それぞれじゃけど、やっぱ猫背で歩くよりはシャキッと背筋伸ばして歩くほうがカッコええけ、私のように50歳過ぎたらぜひ歩く姿にも気を使ってみてはどうですかいのう?
ちなみに、膝とか腰とか、いわゆる関節の痛みいうのは人それぞれ原因が千差万別じゃけ、お医者さんとしては一番治療しにくいらしい。
「膝、痛いんじゃけど。腰が痛とうて何とかしてくれんかの・・・」
いうて病院行っても、ちょっとリハビリ教えられるか、痛み止めと湿布で終了じゃけね。
お医者さんも、「面倒なヤツが来たな」くらいにしか思ってないかもしれん。
もちろん症状によっては治療が確立されとる場合もあるけ、痛かったら一応は病院に行くほうがええと思う。
が、レントゲンも異状ない、原因もようわからんけ痛み止めと湿布、言われたら、まずは歩き方を正してみる。
カッコええ歩き方になるし、やってみて損はないけ、ぜひやってみんちゃい。
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