人生の二次会

二次会
① 最初の会合が終わってから再び開く会合。
② 宴会が終わったあとに、場所を変えて再び開く酒宴。

私は二次会が好きです。というよりも大勢の人がいる一次会は苦手で、なんとなく男たちは女の子にアピールするためにすかしていたり、女の子も普段よりオクターブの上がった声で話していたり、わざと大声で騒いでみたりというのが恥ずかしくなってしまうのです。
その中で私といえば男のくせにカシスウーロンを飲みながら、せいぜい二席隣くらいまでと話すのがやっとで、皿の上に一つ残った唐揚げなり、お刺身なりを誰も見ていない隙に食べる程度のことしかできません。
二次会となれば感じの良い人たちだけが残っているので楽しく飲んで、気分が良いのですが。

これは人生にも言えることで一生懸命働いたり多くの人と関わりを作るのが一次会。それらから離れて自分の好きなようにするのが二次会でしょう。私も早く人生の二次会へ向かいたいのですが、一次会がなければ二次会はありません。そもそも無職の私は飲み会の席にも呼ばれていないということになります。
早く柱に縄を括って、そこに首をかけてあの世で宴をする方が良いのでしょう。

#日記 #散文

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