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2023/12/2

12月に入りました。年末です。

先日母親が東京に遊びに来てくれて解散した帰りに、一人で古本屋へ立ち寄った際に目に入って気になって購入した「Aではない君と」を読み終えました。

仕事も恋も順風満帆だった吉永という男が主人公で、前妻との子供翼が友人を刺殺する事件が起き、翼に向き合っていくという話でした。

私は物語をまとめたり、感想を書いたりするのがとても苦手なのでどう思ったとか、こう捉えた、などはできないのですが。

読みながら、もし自分の家族や将来生まれた子供が翼の立場になり、私が吉永の立場になったらどうなるんだろうなという考えにしか及びませんでした。

普段自分は家族とも距離を置いて独りなのに、こういう時に主張される家族という存在は、なんだか自分は1人ではないんだと突きつけてきますね。良くも悪くも。
これは幼少期の私の家庭環境の悪さから発想されることかもしれませんが。

ただ、こういった自分にはなかなか起きない非日常な物語は何故か求めてしまい薬丸岳さんの他の作品を買いに行こうとしております。

次は天使のナイフか闇の底、虚無を読もうと思っております。(本作の解説を読み、左記の作品に触れており読みたくなりました)

余談ですが、この作品を読み終えた後に読者の感想を読みたいと思いnoteで本作品タイトルを検索しました。
ですが、縦文字から横文字になったことで脳が疲れて読むのをやめてしまいました。
縦書きのブログってあるのかな。

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