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【遊戯王マスターデュエル】ランクマで戦うアダマシア

はじめましてODEKO_SUNSHINEと申します。

今回は、私がマスターデュエルのランクマでSeason3以降使用している【アダマシア】について、デッキレシピ等を紹介させて頂きます。

今回の紹介するレシピはランクマ用のレシピとなっております。なお、アダマシアでの戦績はSeason3~Season7まで最高ランク(ダイヤ1orプラチナ1)に到達しています。

それでは、よろしくお願いします。


1.アダマシアの基本

このページを閲覧されている方は、アダマシアの構築に興味がある方が多いと思われますので、前提となるアダマシアのテーマ性やテーマの強み等のwikiを見て頂いた方が良い点については省略します。

基本として、アダマシアはいかに《ブロックドラゴン》の効果を発動させるかがミソになります。

その為、デッキ構築も《ブロックドラゴン》へのアクセス方法が主軸となります。現在のランクマでは、以下のいずれかのアクセス方法が主流です。

①スクラップギミックから《御影志士》にアクセス
②ユニオンキャリアーを絡めた展開
③《隣の芝刈り》

その他、現在は制限カードなので主軸には据えられないですが、《ブリリアント・フュージョン》の採用も考えられます。

また、アダマシア+岩石以外は自由選択となりますので、P.U.N.K.やプランキッズを採用してリンク値を伸ばす構築も多くみられる構築です。

2.デッキレシピ

レシピ

以上が私のデッキレシピとなります。デスフェニ&相剣が登場したseason5以降、この構築で固まりました。Season3と4では《雪花の光》を採用したフルモン構築で、手札誘発も0の前のめりな構築にしていました。

Season5にて《D-HEROデストロイフェニックスガイ》をタッチした時期もありましたが、長期戦を戦うデッキではないので、力を生かしきれないと思い、採用していません。


3.採用ギミックについて

ギミックの採用・不採用について、特筆すべき点は以下の点です。

まずは、不採用ギミックについて、

①《ユニオン・キャリアー》の不採用
前述しているアダマシアでは基本の《ユニオン・キャリアー》ギミックについて、私は採用していません。

このギミックは、《水晶機巧-ハリファイバー》と《幻獣機オライオン》で《ユニオン・キャリアー》を作る事で、最終的に場に《ユニオン・キャリアー》と《セキュア・ガードナー》を並べつつ、《ブロックドラゴン》のサーチ効果を通す展開です。

このギミックはお手軽に《ブロックドラゴン》にアクセスできる反面、
・《ブロックドラゴン》を最終盤面に残せない
・《ユニオン・キャリアー》が最終盤面に残る
・残った《セキュア・ガードナー》がリンク1の為リンク値が伸びない
このような短所があります。
その為、基本のギミックでありつつも、誘発をくらった時のサブプラン・妥協展開プランとしてのギミックの一面があります。

個人的には、EXゾーンが埋まった状態での展開で作れる盤面にそもそも限界を感じているため、不採用にしています。

②スクラップギミックの不採用
スクラップは素引きできないので、デッキ枚数を増やして《隣の芝刈り》と併用している構築が多いのですが、アダマシアと芝刈りのW運ゲーをしたくないので不採用にしています。


以下、採用ギミックについて、

①《ライトロード・ドミニオン キュリオス》の採用

私のデッキでは《御影志士》のサーチと《ライトロード・ドミニオン キュリオス》での墓地送りを《ブロックドラゴン》にアクセスするギミックとして採用しています。《ライトロード・ドミニオン キュリオス》には、《水晶機巧-ハリファイバー》を通してアクセスします。

1)《水晶機巧-ハリファイバー》から《幻獣機オライオン》を持ってきて《クロシープ》を作る。
2)オライオントークンで《リンク・スパイダー》を作る。
この動きで、地属性・獣と地属性・サイバースの2体が場に揃う為、追加で岩石族かサイキック族を出す事で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》にアクセスする事ができます。

《ユニオン・キャリアー》ギミックと比較した時のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
・《ライトロード・ドミニオン キュリオス》と《ブロックドラゴン》とで《召命の神弓-アポロウーサ》を作りつつ展開を伸ばせる
・経由点としての必要エクストラの《クロシープ》が、《セキュア・ガードナー》と比べ他の展開でも使い道がある
・《ブロックドラゴン》の展開に制限がかからない

デメリット
《原始生命態ニビル》をくらう
・《ユニオン・キャリアー》ギミックより必要なモンスターが1枚多い

《原始生命態ニビル》を食らうのはこのギミックの大きな弱点なので、展開の途中まで《コアキメイル・ガーディアン》を残す等の工夫が必要になります。

②《転生炎獣アルミラージ》の採用

このデッキの初動としては、アダマシアモンスターから展開するかP.U.N.K.を絡めるか《怒気土器》を使用する事になるのですが、どのモンスターも《灰流うらら》・《無限泡影》の打ち所となるモンスター達です。中でも《怒気土器》は、レベルが2で《御影志士》に変換できない上に非チューナーな為、初動で効果を無効にされるとかなり厳しい状況となります。

相剣が登場したseason5以降は、相剣対策で上記の手札誘発に加え《エフェクト・ヴェーラー》の採用率が上がる等、さらに手札誘発が増えている環境なので、効果を通すのが容易でない状況となっています。

そこで、《怒気土器》の効果が不発に終わった際に展開を止めない為に《転生炎獣アルミラージ》を採用しました。《怒気土器》を《転生炎獣アルミラージ》に変換する事により、《コアキメイル・サプライヤー》のトリガーや《ギガンテス》のコストにする事ができ、盤面を整える事が出来ます。


また、相性のいいカードとして《パラレルエクシード》を採用しました。

これにより手札誘発をすかしつつ、《パラレルエクシード》から《御影志士》にアクセスする事ができるようになり、安定して展開する事ができるようになりました。さらに、展開を補助する為に《ギガンテス》も厚くし、2枚体制にしています。

③P.U.N.K.ギミックの採用

展開の補助としてP.U.N.K.ギミックを採用しています。《No-P.U.N.K.セアミン》から地属性の数を確保しつつ《水晶機巧-ハリファイバー》を出せる為、相性がいいです。アダマシアへP.U.N.K.をタッチする際には、

《No-P.U.N.K.セアミン》×2枚
《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》×1枚
《緊急テレポート》×1枚

この4枚体制が基本(※1)のようですが、このデッキでは《ライトロード・ドミニオン キュリオス》にアクセスする為の手数が必要なので、《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》を3枚採用しています。

※1 上記の「基本」は《No-P.U.N.K.ディア・ノート》登場前の考えです

④《奇跡の穿孔》の採用

岩石族専用の《おろかな埋葬》ですが、《ブロックドラゴン》を落とせない為、一時期使用していない時期がありました。しかし、《D-HEROデストロイフェニックスガイ》や《相剣大師-赤霄》等、場にカードを出さずに止めたいカードが増えた為、相手のモンスターを裏側にできる《タックルセイダー》の発動条件となるこのカードを採用しています。

また、《スキルドレイン》《虚無空間》をはじめとした、妨害カードによる詰み状況を、魔法罠を手札に戻す効果で解消できるため、非常に有用に働く場面が多かったです。

他には、《リバイバルゴーレム》で展開したり、

手札に《ギガンテス》がいれば《巌帯の美技-ゼノギタム》を落としてから除外する事で、《ブロックドラゴン》にサーチする事もできます。

ただ、1ターンに1枚の発動制限があり被りが怖い為、採用は2枚にしています。

⑤手札誘発関連の採用

手札誘発及び指名者カードについては、以下の通りです。

《増殖するG》×1
《灰流うらら》×3
《墓穴の指名者》×2
《抹殺の指名者》×2

前述してきた採用カードの①~④の項目の通り、このデッキは手数を増やしており、相手のうらら等は踏み抜ける構築になっていますが、《増殖するG》だけは打たれたらどうしようもなく、アダマシアでは妥協展開もほぼ不可能です。その為、《増殖するG》を止める事を念頭に置いた採用基準にしています。

例えば《墓穴の指名者》等が1枚しかなかった場合は、初動に対して打ってきた《灰流うらら》に脊髄反射で適当に打たないようにすることを心掛ける必要があります。《増殖するG》が無い事を確認するまでクレバーな立ち回りが要求されます。


⑥EXの採用基準

特筆すべきリンク体
1)《クロシープ》

《ライトロード・ドミニオン キュリオス》展開の為に必要な、《水晶機巧-ハリファイバー》と《幻獣機オライオン》で作れる地属性のリンク2は以下の8体です。

この内、
・リンクマーカーが下方向にある(《リンク・スパイダー》用)
・岩石族・サイバース族でない
・《水晶機巧-ハリファイバー》展開をしなかった際、
 《ブロックドラゴン》をリンク素材にできる素材が緩さ
上記3点の要素を兼ね備えているのが《クロシープ》と《リプロドクス》な為、バフ&デバフ効果を発動できる可能性がある《クロシープ》を採用しました。

2)《転生炎獣アルミラージ》

採用理由については前述の通りです。

《魔救の探索者》
《No-P.U.N.K.セアミン》
《怒気土器》
これらのモンスターは手札誘発を誘いながら《転生炎獣アルミラージ》に変換できるモンスターなので、《パラレルエクシード》が手札にある場合は積極的に召喚していきましょう。

特筆すべきエクシーズ体
1)《No.101 S・H・Ark Knight》

season6において、ヌメロンデッキで《無限起動要塞メガトンゲイル》を置かれる事が非常に多かったため、その1点張りのメタで採用しています。
が、採用してからは一度も《無限起動要塞メガトンゲイル》を出された事が無いため、正直腐っているカードですがお守り代わりに入れています。

特筆すべきシンクロ体
1)《魔救の奇跡-ドラガイト》

枠によっては《ヴァレルロード・S・ドラゴン》と選択になると思いますが、後攻を取った時や先行制圧盤面を突破された後の返し能力の高さに着目して採用しています。

2)《虹光の宣告者》

先行制圧盤面を崩される《禁じられた一滴》を止める為に採用しています。
《虹光の宣告者》の永続効果により、手札からカードを墓地へ送れなくなるため、こちらの無効効果持ちにチェーンを防ぎながら《禁じられた一滴》を打つためには場にモンスターを出す必要が出るため、対策として非常に有用です。

なお、本項の5枚+前述している《御影志士》《ライトロード・ドミニオン キュリオス》《水晶機巧-ハリファイバー》《リンク・スパイダー》4枚を除いたエクストラの残り6枠については、先行での妨害と後攻での返しを考えると必須のカードとなっており、《幻獣機アウローラドン》の枠は無い構築になっています。


4.立ち回りについて

以下、私がアダマシアを使用する際に考えている事を、簡単にですが記述します。

①《魔救の探索者》の自己展開効果

このカードの自己展開条件が、「同名カード以外の岩石族モンスターが存在する」ことと非常に緩いですが、ターン1の条件が付いており注意が必要です。

例えば、《ブロックドラゴン》の効果で、

《魔救の探索者》《魔救の追求者》《ギガンテス》

この3枚を持ってくる事で、手札に加えたすべてのモンスターを順々に展開する事が出来ますが、ここで《魔救の探索者》の効果が使用済みだと、《魔救の追求者》を展開する為には、場にアダマシアを残しておく必要があり、スムーズな展開が難しくなります。

また、展開途中で《原始生命態ニビル》の効果を食らった時に、岩石族であるニビルトークンを条件として自己展開からリカバリーする手段も取れなくなります。

そのため、《魔救の探索者》の自己展開効果を初手で使うのは、
・よっぽどハンドが苦しい時
・後攻にて最短で相手をつぶしに行かねばならない
こういった状況でもない限りおすすめできません。

なお、アダマシア共通のデッキを掘る効果については、後からいくらでもリカバリーが効きますので、初手召喚からめくり効果を使うのは全く問題なしだと思います。

②場に残すモンスターを考える

アダマシアで捲れたモンスターの内、以下のモンスターは素材にするのを可能であれば後回しにしたほうがいいです。

1)《コアキメイル・ガーディアン》

《原始生命態ニビル》を展開途中で防げる唯一のカードです。キュリオス展開をしている時はキュリオスを出すまで残しておければ、《原始生命態ニビル》に邪魔される事なく《ブロックドラゴン》へアクセスする事ができます。最終盤面に残すか、《深淵に潜む者》を作るかはハンドと相談しながらお好みで…。

2)《怒気土器》

このデッキで唯一の非チューナーのレベル2なので、《虹光の宣告者》を作るのに必須になります。そのためもし展開の途中で残しておけるのであれば、最後まで取っておきましょう。《禁じられた一滴》ケアがあるだけで勝率は確実に上がります。

③Gツッパしない

《増殖するG》を止める事が大事だと前述しましたが、もしそれでも通ってしまったら、初手の場合素直に止まりましょう。妥協展開で微妙な1妨害を立てて相手に数枚ハンドを与えるくらいなら、ピタッと展開を止めて、天に祈りを捧げましょう。

経験上、初手でGを打たれてから展開を続けても相手のデッキアウトまではギリギリ届きません。アダマシアはインフェルニティや六武衆ではないのです。(なお、後攻であればG効果を利用してのデッキアウトは現実的なので、相手盤面によってはアリっちゃアリです。)出していいのは《コアキメイル・ガーディアン》1枚までです。手札誘発を積んでないんだから、仕方ないんです。

「アダマシアを使うならGツッパはしない」
この記事で一番伝えたかった事かもしれません…。


5.さいごに

7/11より勇者・ふわんだりぃずがとうとう登場するとの事で、Season7中盤からまた環境がガラッと変わると予想されます。そのため、なんとかそれまでに備忘録としてSeason7前半までのアダマシアの構築を記録しておきたく、今回このような記事を作成致しました。

今回ご紹介した構築だと、
・手札誘発が少ない
・芝刈りがないので揃えなければいけない枚数が少ない
上記の理由によりメインのカードは手札誘発・汎用カード以外は全てSR以下となっており、他の構築に比べて高レアリティの必要枚数が少ない為、アダマシアをとりあえず触ってみたいという方にもおススメです。

もし構築に対して何か疑問点があれば何なりとご連絡ください。
またいつか、どこかでお会いしましょう。

では、また。

ODEKO_SUNSHINE



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