エクストラゼロで戦う海皇水精鱗【遊戯王MD EX-ZERO FESTIVAL】
はじめましてODEKO_SUNSHINEと申します。
今回は、7/19より開始となったエクストラゼロフェスにおいて使用している、【海皇水精鱗】の構築を紹介致します。
エクストラが使えない状態でも展開系デッキが使いたいという方(そんな人いるのか…?)にお勧めのレシピです。
それでは、よろしくお願いします。
1.エクストラゼロで展開系デッキを!?
今回のフェスが始まってから5日が立ちました。現時点で環境に多いデッキとなると、下記のようなデッキとなります。
・ふわんだりぃず
・勇者
・エルドリッチ(勇者を添えて)
・ベンケイ(勇者を添えて)
・フルバーン
エクストラが使えない分、こういった大量展開に頼らない、アドをしっかり稼いでいくデッキタイプが主流となっています。
ただ、発想を逆転させれば、展開系デッキが少ない為増殖するGがほぼ飛んでこないという、展開系デッキには夢のような環境となっています。また、副産物としてその他の手札誘発もランクマと比べかなり少ないです(当然ニビルなんていません)。
その為、普段エクストラに頼っている終着点をどうするかという点を解決すれば、エクストラゼロで展開系デッキを握るのは全然アリと考え、今フェスは【海皇水精鱗】で駆け抜けることに決めました。
2.デッキレシピ
以上が私のデッキレシピとなります。MD稼働当初に作った水フルモンのパーツを流用させて構築しました。URは《海皇子ネプトアビス》と汎用カードだけですが、ややSRが多いかもしれませんね。
勝ち筋はこれから記載しますが、(ほぼ)ハンデス一本槍です。
3.立ち回りについて
①ハンデスを狙う(基本の初動)
このデッキでの勝ち筋はハンデスによるコントロール(特に先行)になります。これは通常の海皇水精鱗の《氷霊神ムーラングレイス》を出す動きを軸に構築しています。
ハンデスに向けた基本的な初動としては以下の通りです。①《海皇子ネプトアビス》を通常召喚か、《深海のディーヴァ》からリクルートする
②《海皇子ネプトアビス》の効果で《海皇の竜騎隊》を落として、《海皇の竜騎隊》をサーチし、コストとなった方の《海皇の竜騎隊》で《水精鱗-メガロアビス》をサーチする
③《水精鱗-メガロアビス》で手札の《海皇の竜騎隊》とその他の水モンスターを捨てて《水精鱗-メガロアビス》を特殊召喚し、コストとなった《海皇の竜騎隊》で《氷霊神ムーラングレイス》をサーチする。
ここまでの①②③の動きで以下の手札・墓地となります。
・手札は《氷霊神ムーラングレイス》を含めた4枚
・墓地は水属性が3枚(内訳《海皇の竜騎隊》×2枚+水属性モンスター1枚)
《氷霊神ムーラングレイス》の効果発動の為には墓地にあと2枚水属性モンスターが必要となりますが、以下の3種類のいずれかのカードが手札にあれば2枚墓地を肥やす事ができます
・《水精鱗-ネレイアビス》パンプアップ効果を使用
《水精鱗-ネレイアビス》+破壊したモンスター
・《深海のミンストレル》ハンデス効果を使用
→《深海のミンストレル》+コストにしたモンスター
・《鬼ガエル》特殊召喚効果を使用
→コストにしたモンスター+特殊召喚時効果で墓地に送ったガエル
これらのカードを使用する事で《氷霊神ムーラングレイス》を特殊召喚することができ、最終盤面としては、
《水精鱗-メガロアビス》
《氷霊神ムーラングレイス》
《アビスケイル-ミヅチ》(メガロアビスからサーチ)
《海皇子ネプトアビス》(+《深海のディーヴァ》)
場にこれらのカードが揃った上で、手札が1枚残ります。(初手に《海皇の竜騎隊》がある場合ハンドはさらに残ります)
手札に《水霊術-「葵」》等があれば、さらにハンデスを伸ばす事ができるでしょう。
②ハンデスを狙う(応用の初動)
ハンデスに向けて上記の基本ルートと違う手順を踏まないといけない場合があります。例えば、《海皇子ネプトアビス》(or《深海のディーヴァ》)が初手になかった場合は、
《水精鱗-ディニクアビス》+《海皇の竜騎隊》
《ワン・フォー・ワン》
これらのカードから《海皇子ネプトアビス》と《深海のディーヴァ》にアクセスすることができますが、ここから上記の《水精鱗-メガロアビス》までの展開をすると墓地の水属性が4枚となり、基本のルートでは墓地の数が合わなくなります。
その際は、
・《おろかな埋葬》
・《ダウンビート》(《深海のディーヴァ》をレベル1海竜に変換)
・《無情の抹殺》
・《鬼ガエル》(ガエルを落とす効果は使わない)
これらのカード使う事で墓地水5体の条件を満たす事ができます。
②特筆すべきカード
1)《ダウンビート》
上記の墓地の数合わせの為に採用していますが、仮に《深海のディーヴァ》に《灰流うらら》《無限泡影》をくらった際に、《海皇子ネプトアビス》に変換して展開を続ける事ができるため、このデッキでは《深海のディーヴァ》への妨害ケアとしてかなり優秀です。
2)《無情の抹殺》
《ダウンビート》と同じく墓地の数合わせの為に採用しています。展開後の《海皇子ネプトアビス》や《深海のディーヴァ》は《水霊術-「葵」》のコストくらいしか役割がないので、展開の〆で打てればかなりおいしいです。
3)《マインドクラッシュ》
《水霊術-「葵」》《深海のミンストレル》や後述する《深海のアーチザン》と併せて。それ以外でも、ふわんだりぃずの《強欲で謙虚な壺》を見てから打つのも強いですし、勇者に対しては《流離のグリフォンライダー》の特殊召喚効果にチェーンして発動すると犯罪のような強さを発揮します。犯罪には犯罪をぶつけましょう。
4)《アビスケイル-ミヅチ》
《水精鱗-メガロアビス》からサーチできる装備魔法です。魔法カード無効効果は強制効果な為マストカウンターは選べませんが、ハンデスと併せる事で相手にかなり圧力をかけられます。パンプアップ効果も《水精鱗-メガロアビス》の2回攻撃と併せると、6400のダメージを叩き出せるため、大きいです。
5)《深海のアーチザン》
《海皇の竜騎隊》から持ってくる必要札が既に手札にある際に、代わりにこちらをサーチすることで相手ハンドをピーピングできるため、《マインドクラッシュ》との相性がいいです。
③その他
後攻ではハンデスのうまみが少ない為、ハンデスと同じ基本の動きで盤面を作りつつ、ダメージを狙いにいきます。
《水精鱗-メガロアビス》+《海皇子ネプトアビス》の盤面から、《水精鱗-メガロアビス》で《海皇子ネプトアビス》をリリースして2回攻撃効果を使用すると、《海皇子ネプトアビス》で《海皇の竜騎隊》を蘇生できる為、
《アビスケイル-ミヅチ》を装備した《水精鱗-メガロアビス》+《海皇の竜騎隊》→3200×2回+1800=8200ダメージでワンキルが狙えるラインまでいけます。
展開に《海皇の重装兵》を絡めれば場を荒らせるため、ワンキルも机上の空論とは言い切れません。また、《水精鱗-ネレイアビス》でダメージを伸ばすのも有用です。
4.さいごに
最後に、このデッキでの有利対面、不利対面を記載します。
不利対面
・エルドリッチ→ハンデスで落とすと逆に不利
どちらでもない
・ふわんだりぃず→いぐるんを落とせるかどうか、
《アビスケイル-ミヅチ》が場魔法に無力
・フルバーン→先行ハンデスできれば有利だが、
セットカードに触れるカードがほぼない為、
じり貧になりがち、採用されているカードも妙に刺さりがち
・勇者→ハンデスで《聖殿の水遣い》を選ばないスキルが必要
有利対面
・ベンケイ→先行をくれてありがとう
・ベンケイ→墓地発動なくてありがとう
・ベンケイ→先行をくれて本当ありがとう
これから毎日ベンケイを焼こうぜ?
では、また。
ODEKO_SUNSHINE
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