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北海道内お出かけ記録
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#フードエッセイ

合言葉は「ル〜ルルル〜」

北海道は富良野、と聞くと皆さんは何をイメージされるでしょうか? どこまでも広がる青い空に紫色のラベンダー ドラマ『北の国から』 …… ですよねですよね! 見どころ沢山で、THE北海道!な景色を見せてくれる富良野。 実はグルメも豊富でして、エゾシカ肉や地元の採れたて野菜を使ったメニュー、乳製品など食べていただきたいものばかりです。 とりわけ私的一押しは富良野で食べるカレー! (なぜか?富良野は町を上げてカレーを推していて、「富良野オムカレー」なるご当地グルメがあったりする

サイゼリヤで貴族ごっこ

近頃の私にしては珍しく、土曜も日曜もあまり関係なく連勤の嵐に見舞われていました。 そんな中、通院のためにぽっかり1日だけ獲得できた平日休み。 これは活用しないと!ということで、病院帰りのご褒美にずっと気になっていたサイゼリヤに行ってきました。 ◇ 今日はもう何食べても良いよ!解禁日ということでじっくりメニューと睨めっこ。 前菜にスープ、メインは〜……定番のドリアも良いけどピザかな⁉︎いやパスタも捨てがたい!ドルチェはもちろん頼むとして〜…… 幸せな悩みタイムが続きま

なんて自由なやきそば屋

プロローグ 父が語る昔話に大好きなエピソードが一つあります。 「昔ね、大通にあった長崎屋(百貨店)の中に焼きそば屋さんがあったんだよ。普通盛りからとんでもない量の焼きそばを提供していて、卓上に置かれた色んなソースで自分好みに味付けして食べてたもんだよ。」 あまりにも父が生き生きと話をするものだから、私も行ってみたかったな〜と羨ましがっていたものでした。 出会いは突然に 時は流れて2022年。私は父が語っていた焼きそば屋さんに唐突に出会うことになります。 最近好きに

回復後のロイヤルホスト

人は追い込まれると欲望が研ぎ澄まされるものなのでしょうか。 ワクチン3回目接種からちょうど24時間後。 重怠い体をベッドに横たえながら私はずっと考えていました。 「ロイヤルホストのクラブハウスサンドとオニオングラタンスープが食べたい…!」 ◇ 日曜日の昼下がり。 小さい子どもを連れたファミリー、お友達同志と思しきマダム、老夫婦とロイヤルホストは老若男女で賑わっていました。 ロイホランチをご褒美に!を合言葉に回復した私は、晴れてその仲間に入れることがとても嬉しかっ

潜入!コロッケ研究所

コロッケ −それは地球上のあらゆる食べ物の中で最も幸福指数が高いもの。 コロッケ −それは声にするだけで幸せな気分が満ちる魔法の単語。 そんな愛してやまないコロッケの研究所⁉︎がなんと我が家の近くにあると聞き、調査に乗り出しました。 行列ができる研究所最寄駅からの帰り道。その建物の前には車が列をなしている様子を度々、目にしてきました。 近づいてみると「東名食品工場」の看板、の横にはためく「コロッケ」ののぼり。そして風に漂う揚げ物の香り。。 どうやら食品工場の2階事務