【第二子出産】予定帝王切開のはずが入院当日にまさかの緊急帝王切開に
どうも、odeco@ただの主婦です。
前回のご報告から少々間が空きましたが
第二子出産レポの話しをしていきます。
※長文の為、お暇で尚且つ興味があるお方はお付き合いくださいませ。
あっという間のマタニティライフ。
気づけば入院当日に。
妊娠当初は出産予定日まで長いなぁ〜
なんて思っていたけれど
駆け足で臨月までやってきた気がする。
この日まで大きな問題もなく
スクスク成長してくれた我が子。
どんな顔してるのかなぁ〜
娘氏に似てるのかなぁ〜
旦那似?私似?
元気に
そして健康に
生まれてくれることだけを願ってきた。
よっしゃ!
母頑張るよー!
ってことで、いざ入院!
まずはNSTにてお子の元気度チェック。
そしてエコー。
エコー写真は目を閉じていたけれど
正面を向いててくれたからラッキー。
個室を希望していたものの空きがなく
残念ながら大部屋。
ショック。
着替えて夕飯食べてたらDr登場。
「あとで採血させてください。」
とのこと。
なんとなくダッシュで夕飯食す。
採血
その後、看護師に再びNSTをすると言われる。
娘氏のときもこんなに頻回にNSTしたっけ?
と、思いながらも言われるがまま診察室へ。
NSTの途中で再びDr登場。
昼間のNSTで赤ちゃんが貧血気味なこと
私の血液検査の結果
ヘモグロビンの数値が高いこと
(貧血である証拠?)
ちょうど寝てるのかもだけど
今現在のNSTで赤ちゃんの元気がないこと
上記を説明された上で
「今から切りましょう。」
と言われた。
はい、パニック。
ここから心臓バックバク
恐怖で手足ガクブルが始まる。
(お子が心配すぎる&心の準備できていない)
家族にも連絡済みと言われ
(やることはえーな)
選択の余地などなく
(いや、そんなこと言われたら迷わず切ってくれって感じだけども)
手術の同意書にサインをした。
冷静に話すDr
でも、どことなく緊迫感は伝わってきて
ろくに質問もできなかったよ。
看護師も冷静に笑顔で対応してくれてるけど
周りもかなり慌ただしくなってた。
(余計ビビる&心臓あおられる)
左手に点滴をぶち込み
弾性ソックス着用
(看護師焦ってなかなか履かせてもらえず)
急ぎだったから
処置室のベッドの上で手術着にお着替え
(足が小鹿みたくガクブル)
初めての内診
(くっそ痛かった)
慌ただしく急遽帝王切開の準備にとりかかる。
「急ピッチで準備してるからね!」
(私の心臓も急ピッチで動いております)
Drの一言に
心臓が飛び出るかと思うくらいビビってた。
左に看護師
右にも看護師
着々と私の身の回りの準備をしていく。
「ここから先は、他の患者さんは部屋で授乳してもらおう。」
ナースコールで看護師の携帯が鳴るたびに
「お部屋で授乳しててください。」
そう繰り返し話す看護師を見て
なんだか申し訳なくなった。
と同時に、更に不安と緊張が押し寄せてきた。
そんなに危険なの?
お子大丈夫なの?
てか、手術の心の準備まだできてないよ?
車椅子に乗って手術室へ。
冷静にテンパる若い看護師
冷静を装いながらガクブルの私
邪魔な点滴
エレベーターにすらスムーズに乗れねぃ。
エレベーターで手こずったものの
なんとか手術室へ到着。
名前、手術の内容言って入口通過。
中には人がいっぱい!
オペ室のナース
産科の医師数人
小児科医数人
麻酔科医
確かそんな感じだった。
人数が多いからか緊急性が伝わってきた。
同時に人が多い分、安心感も生まれた。
手術台に上って丸くなる。
(エビのように丸く、お腹大きいから大変)
麻酔のための麻酔を打つ。
次にガチの麻酔。
「これ冷たい?これどう?」
Drに聞かれるも、普通に冷たい感覚ありまくり。
時間をおいても冷たいもんは冷たい。
娘氏のときは、術中に痛くなったから
今回は慎重にやってくれた。
麻酔の効きが悪かったのか麻酔を追加。
背中にもう一針ぶち込みました。
術中に痛くなることを考えたら
こんな一針屁でもない!
2発目を打ち込んだところで
やっと麻酔が効いてきた感覚あり!
「あ、効いてる感じする!」
私の一言で手術が開始。
たまたまライトへ目をやると
そこには術部が映っていた。
普段コンタクト&眼鏡の私。
手術室へは眼鏡着用
術前に外したから
今この状況では見えないんだけど
目が悪い私でも色は分かるし
なんとな〜く形も認識できるわけで…。
(いかんいかん、気になるけど見続けたらなんかヤバそう)
そう感じて
メスが入ったあたりで急いで目をそらした。
※帝王切開予定の方、ライトにはご注意を!
うん
そぉそぉ
娘氏のときもこんな感じだったな
押されたり
引っ張られたり…
結構強い力が加わる。
今回は痛くない。
良かったぜ。
リアル切腹はもうごめんだ。
そんなことを考えながらも
お子が元気に産声を上げてくれることを祈った。
術中、最悪のケースを想像して
何度か泣きそうになった。
その度に
「大丈夫、大丈夫。」
「頑張れ、頑張れ。」
「大丈夫!一緒に頑張ろう!」
ってブツブツ呟いて自分を落ち着かせた。
(周りには聞こえないくらい小声でね)
そんな中でも
Dr達の話し声はしっかり耳に入ってくる。
「羊水綺麗だね。」
私に投げかけられた言葉ではないが
なんだろ、少し安心した。
色んな考えがグルグル頭を駆け抜ける中
更に強い力が加わって
次の瞬間
オギャーーーーーー!!!
でっっっけぇ泣き声が聞こえた。
泣いたぁ〜
良かったぁ〜
てか、声でかいなぁ〜
安堵した。
お子は直ぐに処置に移ったためか
娘氏のように
「おめでとうございまーす!」
「元気な女の子ですよー!」
的なのはなかった。
(あんなに大きな声で泣いたのに、元気ではないのか?)
開腹された自分の腹などどうでもよくて
ただただ処置を受けているお子が気になって
小児科医の背中越しに見ていた。
はっきりした会話は聞こえなかったけど
緊迫した感じではなかった。
でも時折鳴る機械のピコンピコンの音が
私を不安にさせた。
(テレビの医療ドラマで聞くようなやつ)
ここでも呪文のように
「頑張れ!」
を繰り返し呟きまくった。
しばらくたって
処置やらチェックが済んだお子と対面。
左越しに来た小さなお子の手に触れながら
「泣いてくれてよかったよー!」
と声をかけた。
(確か、そんな風に声掛けした気がする。もはやうろ覚えだが。)
しばらくして小児科医が私の左側へ来て
「おめでとうございます。」の一言のあとに
お子の状況を説明してくれた。
赤ちゃんの元気度を1〜10の数字で表していること。
(基本10はないらし。)
生まれたときの状況が9で
その後の呼吸の具合?が8だということ。
要するに元気だよってこと。
(だよね、あれだけ大きな声で泣いたんだもん!元気だよね!良かった良かった!)
説明がわかりやす過ぎてクソありがたかった。
そういえば、お腹を閉じるとき
Dr達は手術とは全く関係ない私用の話をしてた。
勝手に盗み聞きしながら
へぇ〜、なんて思ったっけ。
(内容は全く覚えてないが。)
Dr達も一安心って感じなのが伝わった。
私の方は、後半少し暑くて体が火照ってたのと
鼻が詰まってちょっと苦しかったな。
病室に戻った後に付けられた酸素チューブは
鼻が詰まってる私にとっては無意味だったぜ。
バタバタで緊張と恐怖
不安と安堵の繰り返しの緊急帝王切開は
母子ともに健康で無事に終えることができた。
出産は奇跡。
当たり前はない。
奇跡に感謝。
頑張ってくれた我が子に感謝。
携わってくれた医師看護師の方々に感謝。
奇跡を見せてくれた我が子へ
ありがとう。
帝王切開の話はこの辺で。
入院中のことはやる気と体力があったら
また記事にしたいと思います。(゚∀゚)
長文のお付き合い感謝します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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