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チアノーゼ

目が覚めた
その後の気だるさだけは
いくつになっても
そのまま
変わらない

街路樹の木々は
見慣れて
褪せてしまった
鐘が鳴ったから持ち場へ
ああ 
だるい

音が鳴る
その前のゆらぎのような
その瞬間があれば
大丈夫

通り雨が降って
頭から
濡れてしまった
風が強すぎて
後ろを向く
ああ
寒い

一瞬で飛べ
目測を誤れ



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