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予防歯科には3段階あるけど1次予防が大切という話


予防医学という学問の中で
予防は3つの段階に分けられています。ざっくりな表現ですがこんな3つです。

1次予防:病気になるのを予防する
(発症予防)

2次予防:重症になるのを予防する
(重症化予防)

3次予防:機能不全になるのを予防する
(機能回復)

たとえば前回お話しした入れ歯かインプラントかと悩まれる方も、3次予防の段階にあたります。そう、実は歯科でやっているほとんどのことが
「予防」に含まれます。

ちょっと不思議な気がしますよね・・・・

その感覚はそのとおりで、学問上は同じ「予防」にもかかわらず、3次予防の段階までいきますと、1次予防とはだいぶ状況が変わります。
失ったものを元に戻すことは難しく、処置には費用や時間もかかります。
そしてなによりご本人が辛いと思います。

でも1次予防から取り組めば、それはほとんどの場合で防げます。だから私が積極的に進めているのも「1次予防」なんです。

せっかく一生懸命働いて、やっと時間ができたのに、すでに手遅れで高額な医療費がかかる。僕なら絶対避けたい。

「もっと若いときに知ってさえいたら・・」

そんな言葉を聞きたくないので、知っていさえすればできる「1次予防」から始めてほしい。

じゃあ1次予防では具体的にどんなことをするのか?
それを次回からお話ししていきます^^

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