リフレクソロジーとはどんな療法?
私たち福祉専門職は、自身の心と体が整っていなければクライエントに良い支援を行うことは出来ません。そのため、自身を整える手段を持っていることは重要です。
趣味や食事、親しい家族や仲間との時間等‥、心身を整える手段は人によってそれぞれです。おだやかプロジェクトでは、伝統的な民間療法の活用を提案しています。
リフレクソロジーとは
リフレクソロジーとは「反射療法」とも呼ばれ、リフレックス「反射」という考え方が重要視されています。
人間の身体にある「反射区」と呼ばれる末梢神経が集中している足裏を指で刺激することで、反射区に対応している身体の部位の機能回復を目的とした民間療法です。
アメリカ人医師のウィリアム・フィッツジェラルドが、手術中に患者がベッドの梁に手足を押し付ける行為から、痛みの緩和の仕組みを発見しました。それが「ゾーンセラピー」として後々発展していきました。
現在、イギリス等では緩和ケアとして医療現場で患者に役立てられています。日本でも広く民間のサロンで広まっています。
リフレクソロジストとはこんなお仕事です↓
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/421
リフレクソロジーで自身を整える
私(山中)とasakaセラピストはリフレクソロジーを習得しているので、クライエントに対して療法を提供することがあります。同時に日常的に自身の心身を整えるために知識を活用しています。※足裏の反射区は、検索すると沢山出てくると思います。
実際に自分で足裏をセルフマッサージする、その時に自身の好きなアロマオイル等を使うと効果的です。パートナーのいる方だったら、お互いにマッサージし合うのも良いでしょう。相手がいるときには、お互いを元気づけたり、気遣い合う言葉や雰囲気づくりも重要です。
リフレクソロジーを片足だけ終えた後、まだ実施していない方の足と比べてみると、その軽さに驚かされます。リラックスと血の巡りの良さを実感することが出来ます。
リフレクソロジーには、ソフトな英国式、強めの台湾式等、様々な手法があります。正式に習っていなかったり慣れていない人同士で行う時には、怪我などにつながらないようにソフトな手法がお勧めかもしれません。
私は民間療法を学んでいくことで、視野が大きく広がりました。手法だけではなく、その療法の土台となっている哲学やホスピタリティを学ぶことは、支援者として大きな力になります。
※日本では保険診療になっていないものも多いため、運用方法については医師や専門職と相談しながら慎重に検討しなければなりませんが。
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