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魔法のフルーツ「湘南ゴールド」、摘果シーズン到来!

見習いファーマーHamaYouです。今日は湘南ゴールドについてお話したいと思います。

湘南ゴールドって?

神奈川を代表する果実、「湘南ゴールド」はレモン色の上品な甘さとさわやかな香りが特徴です。そのまま食べてもおいしいのですが、ジュースやお菓子、ジャム、HamaYouおすすめ贅沢湘南ゴールドパスタなどいろいろな食べ方が楽しめます。魔法の果実といっても過言ではありません(笑)

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湘南ゴールドの剪定(5月ー6月)

2019年は豊作で4月くらいまでたくさん収穫できた「湘南ゴールド」。収穫がおわると師匠のゴッドマザーに剪定を教えてもらい、今年の担当に任命されました(不安いっぱい)。目標は木が喜ぶように骨格を明確にして、日差しが木の中空まで入り、適度な葉の重なりになるように鋏をいれていきます。

ゴッドマザーの「どんどん切っていいからね~。失敗しても大丈夫~」というありがたい言葉。数十本の「湘南ゴールド」に手を入れてから4か月あまり摘果作業が始まりました。

いよいよ摘果のシーズン(8月おわりー9月)

果実の大きさは直径1センチから3センチくらい。5月に開花した白いかわいい花の9割が結実せず落下するといわれています。6月の自然落花(June drop)という厳しい生存競争を経て、生き残った果実が大きくなってきます。

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どの位摘果するのかというと、木の樹齢や状態にもより諸説ありますが、小さい実や、傷ついた果実、密集部分などを中心にできれば約50%、すくなくとも30%!

摘果果実のスゴイところと利用方法

ここまで育った摘果果実を全部処分するのは正直もったいない…、なにか利用できないか勉強中です。横浜薬科大学の渡邉教授の研究によると、湘南ゴールドは血管内皮細胞のeNOS活性を高め毛細血管拡張作用があるそうで、未病対策に効果があるとのこと。特に摘果果実にはヘスペリジン、ノビレチン、ナリルチン、タンゲレチンが多く含まれ、メタボリックシンドローム、動脈硬化、認知症、ロコモシンドロームや冷え性の予防に効果があるそうです。この成分は沖縄のシーグワサーと似ているそう。なるほど。

まずはブルーベリーの酵素シロップをつくっているのですが、摘果湘南ゴールドをくわえ、さわやかさがでないか実験中です。

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摘果作業や、酵素シロップの成長過程など、またご報告します。

ではこの辺りで。よい一日を!

見習いファーマーHamaYouです。農業や民泊を通じてみんなを笑顔にしたいと頑張っています。いただいたサポートが大きな励み、梅ジュースで乾杯しましょう^o^