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SNS系サービスの使い分けを考える。(3)

気づけば3月。2月のスピード感はちょっと尋常じゃなかった気がします。そんなに仕事ばっかやってたっけか。。高校では卒業式もあったのかな。未曾有の状況を乗り越えての卒業、明るい未来に進んでほしいですね。

前回の記事はこちら。2回目までで自分が利用しているSNS系サービスはあらかた網羅したんですが、最終回の今回は番外編として、「利用していたサービス」「まだ使っていないサービス」「厳密にはSNSではないサービス」をご紹介。


・ニコニコ動画

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2006年サービス開始の動画投稿系SNSプラットフォームです。これは別名義でかつて利用していたもの。ゲーム音楽のアレンジを中心に動画を投稿してたんですが、残念ながら今はフェードアウトしてます。個人名義ではない野良のクリエイターとして、好き勝手に実験してた感じです。

一番の特徴としては「動画に視聴者のコメントが流れる」こと。このスタイルは唯一無二のもので、投稿者の作品に視聴者のコメントが最もダイレクトに反映されるものだと今でも思っています。「コメント弾幕」の概念もおそらくニコニコ発祥。コメントで動画の魅力や面白さを何倍も引き出すことが出来るのが魅力ですが、同様にネガティブな反応もダイレクトに現れ、「荒らし」行為も非常に多かった印象があります。

「ゲーム実況」等のジャンルについての言及は今回省きますが(めちゃくちゃ見てたけど)、動画制作や音楽PVはプロじゃなくても発信できる、という今のYouTubeでの「当たり前」の土台を作ってきたサービスだと思います(特に日本では)。米津玄師さん(ハチ)、kzさん(livetune)をはじめ、日本を牽引するアーティストにもニコニコ出身の人がたくさん。今をときめくYOASOBIもそうですよね。

それに関連して、ボーカロイドやMMDといった新しい文化が世界に浸透出来たのも、ニコニコの大きな功績だと思います。自分も20代の頃はYouTubeではなくニコニコばっかり見てたニコ厨でした。動画サービスではYouTubeに大きくシェアを奪われた感はありますが、ニコニコのややサブカル的なプラットフォームの需要は今後も消えることはないのではないか、と思います。

プロが自分の立ち位置に胡座をかいていられなくなった、大きな変化をもたらしたサービスなのかな、と思います。自分の嗜好の「同志」を見つけるには、今でも良い場所なのかなあと思ったり。


・mixi

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招待制の日記・ブログ系SNSサービス。大学時代はこれと共にあった気がしますが、すでに退会してます。

思いつく特徴といえば「招待制」であることと、「足跡機能」かなあ。よりプライベートな利用の仕方を想定した機能だと思うんですけど、この「足跡機能」が「mixi依存」という現象を生むことにもなりました。良くも悪くも人間の承認欲求にダイレクトアタックしてしまうものだったんでしょうね。「見てくれたならコメントしてよー」とか、なんだかLINEの既読無視みたいなものの原型なのかな?

このへん、SNSでの人間心理を研究するには良い素材なのかな、とも感じていたりします。


・note

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これです、これこれ。笑
個人アカウントと、万貴音アカウントの2つを管理してます。

基本的にはブログメディアではあるんですが、特徴は「記事を有料化(収益化)することが出来ること」と、マガジン機能などを使ってファンクラブ・オンラインサロン的な「クローズドコミュニティを作れること」になるのかな、と思います。つぶやき投稿、音声投稿、動画投稿など、他にも色んな使い方が出来る多機能性も兼ね備えてますけどね。

noteは利用して1年ぐらいの浅さなので、まだ分からないことも多いんですが、「課金」についての概念が比較的強くかかってくるものだ、と思っているので、自分の使い方としては比較的記事をしっかり推考してから投稿しているつもりです。ただし本文は全部無料で読めるようにもしてます。自分、文字でお金取れる人間だとは思ってないので。。

発信と支援・お金の関係については、今と昔じゃ全然違うようにも感じています。クラウドファンディングでもそう感じるんですが、「応援したい」人により具体的な手の差し伸べ方をしているサービスの一つではないか、と思っています。アルバイトしながらバンド活動しているミュージシャンが今もたくさんいるように、社会への影響力の大小はあれど、魅力あるものはたくさんある。今まではよりたくさんの人に人気が出なければダメだったものが、個人に直接支援出来るようになったことで、尖った魅力を伝えやすくなっているのではないか、とも思っています。

自分も多分その使い方で、「みんなの役に立つ情報」ではなく、「自分が好きなものを思い切り深掘りして伝える」目的で利用しています。あなたにも刺さるといいなあ。


・アメーバブログ(アメブロ)

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個人アカウントは「https://ameblo.jp/odatakane/」です。レールガン読み込んでないくせにこのブログタイトル。笑

「魔法のiらんど」「はてなブログ」を経て、2012年からアメブロを利用してます。ブログは厳密にはSNSではないらしい。不随するサービスがたくさんあるので、その境目は今や本当に微妙ですけどねー。

基本的にはテキスト中心に記事を投稿していくサービスなんですが、ブログの重要な役割としては、情報を蓄積していく「ストック型」だということ。Twitterなどは情報が消えることはないけど「フロー型」のもので、過去の情報はあっという間に押し流されてしまうものですが、ブログの場合はいわば個人の「図書館」、「博物館」みたいなイメージが近いのかなと思っています。

先述したように、noteの記事はある程度推考して記事を公開していってますが、アメブロは結構好き勝手に更新してる感じです。仕事のことやお知らせの記事も書きますが、特に日常の部分も気軽に見せていける場所として利用している感じ。自炊記録とか、日記みたいな使い方とかね。よりプライベートな小田が見たい人は、ツイッターとアメブロをフォローしていただけると良いかなと思ってます。仕事も見て欲しいけどね!笑


・Clubhouse

画像なし。だって使ってないんだもの!

つい最近、異様に盛り上がった招待制の音声SNSサービス。基本的には「話すジャンル(内容)を決めたルームを作って、そこでトークする(あるいはそれを聞く)」というシンプルなもののようです。業界人とか専門家の話がよりプライベートな空間でダイレクトに楽しめる、といったのがプレミアム感のある楽しさなのかな、と推察してます。

日本では急速に熱されて、急速に冷まされてきているようにも見えますが、クローズドのはずの空間に紛れ込んでリーク記事を書いちゃう記者さんがいたとかなんとか。。せっかくの招待制も、そんなことされちゃうとね。。せっかく魅力的なサービスや技術が出てきたとしても、それに乗っかる悪意や悪ふざけのせいで殺されるものがあるのは、なんとも虚しく感じてしまいます。クラブハウスに限った現象ではないんだろうけど、ね。

とはいえ音声に特化したメディアってのは自分には魅力的に写るので、いつかチャンスがあれば利用してみたいなあと思っています。ここから先の動向も見つつ。


と、今回は番外編として紹介していきました。どれもある程度多機能化しているので、何かに特化したサービスというのはほとんどなくなってきている気がします。

が、サービスごとに利用者はある程度ばらけているので(全部利用している人は多くない、ということ)、より広く情報を発信したい人にとっては、なるべく多くのサービスを網羅しておいたほうがいいのかな、というのが本音です。ムラなくこなすには、全サービスに同じ情報をコピペして投稿するのが結論、一番有効な気がしているんですけど、自分はある程度差をつけて利用、というか楽しんでいるのが自分に向いているのかな、と思っています。

根底としては「楽しめる使い方をする」がいいなあ。義務やいやいや使うのはちょっと性に合わない。いずれも便利なものばかりだと思うので、それぞれ「出来るだけ楽しく」利用していきたいと思います。

と同時に、やっぱり「より多くの人に届けたい」はあるので、もっと魅力ある情報や、より魅力ある人間になれるように、これからも頑張ります。

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楽しく、世界と繋がりたい。
ありがとうございました。


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