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【音楽制作】五日市記念病院様開設30周年記念動画のBGMを担当しました。

少し前の制作報告です。こちらで紹介するタイミングを逃してしまっておりました。

社会医療法人清風会・五日市記念病院様の開設30周年記念の動画のBGMを担当させていただきました。今回もコンプアニさんからオーダーいただきました。いつもありがとうございます!

動画は一般公開もされているので貼ります。どん。

動画、実はもう一つありまして、脳神経外科特別顧問の上山博康医師の特集のムービーです。これもどん。

ナレーターが渡部裕之さん、ナビゲーターが桑原しおりさん、という自分にとっても嬉しい布陣だ!


仮編集の動画サンプルと楽曲指定をいただいて曲を作っていくんですが、今回のはさながらプロジェクトXのような印象を受けました。専門性が高く、緊張感もあり、そしてとにかくそれが格好いい。「医療現場ってすげえ…!」って思いながら、それをどう音楽で+α出来るかを考えながらのスケッチ、作曲でした。

命を扱う職業、そこにはたくさんの研究や学び、高度な技術が複雑に絡み合って人に向き合っている医療現場。職種は違えど、己の使命を全うする姿勢は自分も見習うべきだ、と改めて襟を正した次第です。自分はきちんと音楽に、聴いてくださる人に真剣に向き合えているだろうか。この問いはいつも持っていたいなあ。


さて、音楽のお話。今回作ったのは全部で8曲分、うち3曲ぐらいは別バージョンも必要だったのでその差分も制作、という感じです。

動画用のBGMって「尺」がかなり大事で(CMとかもそうなんですけどね)、途中でフェードアウトしていいものもあれば、尺ぴったりで曲を作る必要のあるものもある。ここが甘いと、映像編集さんに迷惑をかけてしまったり、無理にカットして違和感のある作品になってしまう可能性もあるわけです。なので尺決定版の仮映像をいただくと最初にやるのはストップウォッチで各曲の尺を書き出すこと。

あとは印象的なシーンを音楽的により印象的にするための仕掛け、も考えます。たとえば、冒頭を過ぎてタイトルが表示されるところ、とかね。音を盛り上げるのがいいのか、無音なんかの隙間をあえて作るのがいいのか、ハッとする音をピンポイントで鳴らすのがいいのか、など。映画音楽はこの辺を徹底的に考えて作られてると思います。「トムとジェリー」とかは際たるものかもしれん。

小田、普段はアコースティック(バンド)系のものやオーケストラ風味のアレンジが多いんですが、今回は「エレクトロ」の要素の強い楽曲が多いです。近未来感とか、緊張感とか、ある種の清潔感のようなものを意識してみました。こっちのジャンルでは標準装備の音色だけど、808のキックを俺がこんなに使うとは思わんかった。笑 普段生ドラム扱うことがほとんどだもんなあ。そういう意味でも新しい引き出しができました。


改めまして五日市記念病院様、開設30周年おめでとうございます。健康は何よりの宝、ということを最近は我が身をもって感じることが多くなっています。心身ともになるべく健やかに生きていきたい。ますますのご発展をお祈りしております。


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