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開明墨汁から証券用インク経由Macへ

机のひきだしを整理していたら、奥のほうから開明墨汁が出てきた。
いつから入っていたのか、全然記憶がないが、たぶん前世紀からこの状態だった気がする。
フタもカチカチにかたまっていて、どうやっても開かない。
もう中身も腐っているかもしれないし、今後は使うこともないから、これも何かの記念だと、再びひきだしの奥にしまっておくことにする。

50年前は、つけペンと開明墨汁でマンガを描いていたのが、四半世紀前にMacに出会い、徐々にマンガ制作環境が変化し、いまではこんな感じの机まわりに落ち着いている。
そういえば、開明墨汁からMacに変わる中間期には、証券用インクを使っていた時期もあった。
証券用というくらいだから、証券業界で使われていたんでしょうが、現在の証券業界でインクが必要とは思えないし、今でも現存してるんでしょうかね。

とまぁ、長~く細~く続けてきたマンガ家生活で、マンガ制作の道具も変化したわけですが、画風は変わらないなぁ~と、しみじみ思う2022年の初夏。

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