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フキダシのシッポ忘れ

マンガの原稿を編集者に渡す前に、何度チェックしてもミスに気づかないことがある。
掲載号が届いて、自作のページを確認したら、ベタ忘れに気づいて、背中に冷や汗なんてことは、マンガ家生活50年で何度かあった。

現在はデジタル原稿なので、送信する前に画面を拡大してのチェックで、そんなミスもない・・・はずだったのに、先日のこと、送られてきた掲載号を目にした途端、声には出さねど心の中で「ギャーッ」と叫んでしまった。
フキダシのシッポ忘れ!

マンガ制作ソフトを使うようになって、枠線がきれいに引けるのには感動したものだが、フキダシ素材は使う気になれず、手描きでずっとやってきた。
フキダシ素材とゆーよりも、フキダシのシッポ素材が、どーしても使う気になれないシロモノだったので、意識的にシッポ素材らしくない手描きシッポをつけていた。

この号も、こんなシッポをつけようと考えていたのだが、一番最後の仕上げの時でいいやと、後回しにしたのが運のツキ。うっかり描き忘れて、編集部に送ってしまった。受け取った編集部も気づかず、そのまま印刷にまわされてしまったのだ。
まァ、ほとんどの読者さんも気づいていないとは思いますが。

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