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カワサキ三銃士

川崎市には3名の副市長がおります。副市長は、自治体によって設置してもしなくても良く、また副市長の人数は各自治体の条例によって決めることが出来ます。副市長の数は、川崎市は3名ですが横浜市は4名、相模原市は3名となっています。
ところで、この副市長ですが、市長が任命すれば誰でもなることができます。(議員や警察官、検事や公民権停止者など例外はあります)
市長は直接選挙によって選ばれるのですが、副市長は市長が勝手に決めても良いのです。
その代わり、副市長の選任には、議会の承認が必要となります。
議会承認を経ることで極端な人事を行なわないよう統制しているのですね。
とはいえ、副市長に任命されるのはその市役所の幹部職員の場合がほとんどです。
・・・それと中央のキャリア官僚
実は、川崎市でも2011年の7月までは国土交通省の官僚が副市長を務めておられました。
市長が阿部市長に代わった平成14年以降ずっと副市長に中央官僚が居ったようなのですが、この度初めて全員市役所職員からの登用という形になりました
ちなみに、局長の中にも中央省庁からの出向者は居ります。
国(総務省)と地方の関係はまたそのウチ。

2022年追記
その後、様々な自治体とお仕事するようになりまして、地方に派遣される国家公務員の方とも話をする機会が増えました。彼らから見た地方自治体の話もまたいずれ。
オダリエ

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