#0132 対面営業の重要性:商談後の談笑から感じたこと
おはようございます。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今週の東京は雨が降ったり急に寒くなったり不安定な天気が多かったですね。風邪などひかないように体調管理には気を付けましょう!
今週、お取引先の部長さんとの打ち合わせを終えた後のひとときが、私にとって非常に学び多い時間となりましたのでシェアしたいと思います。
商談後は、自然と会話も和やかなものになりますが、この日は思わず爆笑してしまいました。
話題はお互いの会社の新人研修についてで盛り上がり、お取引先の会社では、座学よりも実践を重視した研修を取り入れているとのお話を受け、私は「弊社は殆ど座学で、昔から変わっていません。来年(2025年)は昭和100年ですけど、まだまだ弊社は昭和を続けたいみたいです」と冗談交じりで私が話すと、先方は笑いながら「御社が昭和なら、弊社は大正ですよ」と返されました。
自虐ネタをさらに自虐で返すというユーモアセンスには脱帽したわけですが、それ以上に、お互いの会社文化への理解とリスペクトが垣間見える瞬間でもあるなと思いました。
先方の会社は歴史ある企業でありながら、新しい事業やシステムの導入にも積極的であり、その柔軟性が会社全体の活気につながっていることが伺えます。古いビルですが、IT環境が整っており、いつでもどこでもWeb会議ができ(弊社はまだまだ)コミュニケーションが活発な雰囲気をオフィスからも感じます。なにより皆さんの挨拶が清々しい!
私が銀行員だった頃、中小企業の対面営業を通じて学んだことは、企業が直面する小さな変化も見逃してはならないという点です。
現在、デジタル化が進み、対面営業の機会が減少していますが、その希少性が増す中で、より一層その価値を大切にしなければならないと痛感しました。
訪問先の企業が如何に歴史を尊重しつつも、新たな挑戦を恐れずに進めているかの事例は、多くの企業にとって大いなる示唆を与えます。
企業は単なる「ハコ」ではなく、「人の集まり」であり、社員一人ひとりのモチベーションに影響を及ぼし、結果として企業全体の明るさや前向きな雰囲気を作り出しているのです。
先日の談笑から、経営の教科書には載っていない、人間味あふれる企業運営のヒントが得られることを改めて認識しました。人と人との関わりが持つ重要性を再認識し、日々の業務に活かしていくべきだと感じています。
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