台所短歌 19

角ひとつ曲がった後に悪寒するマスクせず出た視線を落とす



ふらっと出た散歩で、マスクをし忘れたことに気付いた。ゾッとした。あまりにフラッと出過ぎたからだ。
誰にも会ってない、だれともすれ違ってない。けど、そこにはいない視線が怖かった。
これって、自分自身の裏返し。マスクをしていない人を見かけた時に、「マスクぐらいして」と思ってるってこと。
事情があってマスクをつけられない人もきっといるだろうに。
心が狭くなってるな…と。ゆとりを持ちたい、ヒトサマにも自分にも。

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