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台所俳句

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記事一覧

涼風やすでに五感も鈍麻して

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朝一に窓を開けると、あれ?今日はちょっと涼しくないか?暦の上ではそろそろ秋か?なんて考えつつ部屋の温度計を見たら27℃だった。25℃超えは熱帯夜じゃなかったっけ?色々と麻痺してきている。それとも順応と呼ぶべきか?

苧環
2か月前
16

「もういいかい」「もういいよ」と手遊びの朝な夕なにひとりごちたり

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応えてくれるのは自分。少しでも苦なくこなせるように、不便や不都合を感じたらどうにかできないか考える。今のところまだ毎日が手遊び。お!いいね。と一瞬でも自分を褒めてやれれば合格ということで。

苧環
2か月前
17

蚊遣香めぐりめぐって祖母の家

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今や我が家も祖母の家(笑)

苧環
3か月前
18

秋の陽の茶渋ひとつが母の今

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食器棚から手に取ったマグカップの内側にシミを見て、母の老いを現実として受け入れきれてなかったことに気づいた。今まで出来たことが当たり前に出来る身体環境じゃないんだと。たぶん一番拒否してるのはアタシ。

母、先日やっと白内障の手術を終える。

苧環
1年前
18

春の陽を弾き返して雪柳 種々のかおり満ち満ち春の風 土の香よ細胞膜をぶち破れ この鼻は三…

苧環
1年前
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春嵐唸るは大楠ばかりなり

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大きな楠で大勢の小さな葉っぱの擦れる音だけが聞こえる。

苧環
1年前
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開け放て御用始の窓硝子 ******** 今日から平常運転。 休み中に滞ってた空気を解き放つように窓をすべて開け放ち、冬の朝と空気を呼び入れる。 寝具のカバーを洗濯し、溜まったゴミを出し、掃除機を掛け、布団に乾燥機をかけ、衣類の毛玉を取ったり… 冷え切った家の中でのこの作業は結構好きかもしれない。 年末の掃除片付けとは違うこのリセットの方が、新しい年が来たと言う気がする。 休みを迎えるためではなく、日常を送るための。

印字にて知る落葉の不甲斐なさ

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運転免許を持たない私に母を紅葉狩りに連れ出す手立てはもうない。
知らぬ間に新聞には落葉や落葉近しの文字。

苧環
1年前
19

家移り

老母去り息吹き返す青畳 家財裏の埃に透ける母の癖 ******** 母の家移りがなんとか…

苧環
1年前
27

味噌玉に解けて解ける秋の宵

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味噌玉って便利ね。
具材探しの旅に出よう。笑

苧環
1年前
21

つきさんが柿の実のごと熟してく

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オレンジのバリエーション!

苧環
1年前
19

レイヤーの掛かる母の背秋夕焼け ******** 記憶の中の母と今の母と数十年後の自分の…

苧環
2年前
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自動給湯

未施工で4ヶ所給湯実現し 人肌をやたらセールスする水栓 ******** 朝一から蛇口を捻…

苧環
2年前
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眼鏡

鼻先にちょこんととまる湿度計 ******** スーパーを出た途端眼鏡が曇る。😔 一回空調の効いたところに入ると、もうダメ。 外は、昔の銭湯の脱衣所並み…