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桜美林大学フィールドワーク報告②:自分と小高と楽しみ方と

こんにちは!
桜美林大学1年のかのんです!
今回発見した『小高の楽しみ方』を伝えることができたらいいなと感じています。

プロフィール

名前:岩倉花音
出身:神奈川県
興味:地域魅力化・自分について

なぜ小高にきた?

人口が0になった地域で挑戦している大人がいるという紹介をされ興味を持ったことがきっかけです。

挑戦している大人が集まっている場所は発見が多く、今後の刺激になるのではないかと感じて選びました。

また、私自身が地域の魅力発見などに興味があり、地域に触れたいと考えています。

和田さんから話を聞くと、小高は移住者が多く、若い方もいるという話をしていました。

そこからなぜこの地域で活動しようと考えたのかということ、小高にきて変化したことはあるのかなど様々な疑問があり、移住を決めた理由を見つけたときほかの地域でも生かせるのではないかと感じたので小高にきました。

来て感じたこと

私が考える来る前の福島は建物もなくて廃れた雰囲気をイメージしていました。

しかし、実際にまち探索などで歩いてみると、歩いている人は少ないものの、道端で会った人は挨拶を返してくれ、私たちを知らないのに雑談や震災を経験した気持ちを話してくれました。

このことから小高には心の優しい方が多く、挑戦している人を支える体制が整っていると感じています。

なぜ支えてくれる人、優しい人が多いのか考えたときに地域の方は地元を失い、よそ者としての扱いを受けていたからや、県外の人も小高のために活動していたことから支え合いが根強いのではないかと考えました。

そんな経験をした人が多い小高は県外の人にやさしく、挑戦できるようサポートしてくれる地域の人たちがいるからこそ魅力を感じる人が多いのではないかと思います。

(小高で挑戦している大学生のるうくさん)

どんな楽しみ方ができる?

私が小高にきて感じた楽しみ方のキーワードは『自分と向き合う』ではないかと感じました。

今回でたくさんの方々と話すことができ、それぞれが全く違う挑戦に取り組んでいたということが印象的でした。

また、楽しいと感じていたのはたくさんの人と話しているのにその時間が『自分』を見つける時間になっていたということです。このように感じることができる理由として話者が『自分』を持っていて、何をしているのかということを話せることが重要なのではないかと思います。

『自分』を持つことはとても難しく、私自身はまだまだですが、そんな素敵な方と話すだけでも私に足りていないところや本当はやりたかったこと、自身の魅力を発見することができました。

(カフェフルハウスでのランチ)

特に自分と向き合う楽しみ方ができたエピソードは、『自分を見つめるワークショップ』を実施したことです。

ワークショップの内容としては、自分のすきなコト・モノから自分にとって1番大切なことを選び、それを叶えるためにはどんなことが必要か考えるというものでした。

これを回していたのは美鈴さんという大学2年生の方で私の一つ上ですが、大学生としても社会人としても活動している素敵な方です。

このワークショップでぶつかった困難は私の好きなことが挙げられない、私にとっての1番が見つけることができないというものでした。

ほかの人は1番が見つけられているのにという焦りや、自分には何もないのかもしれないという不安がありましたが、だからこそ自分と話そう、知ろうと考えることができたのだと思います。

好きなことが見つかっていないけれど、自分を知ることは楽しいということに気づくことができました。

そのあと言われた中で、見つけられないこともまた魅力と言われたことが自信につながりました。今後、より自分を探せるワークショップをする約束もできたので、神奈川に帰った後も小高とつながることができます。

今回の経験は自分を成長させる良い経験になりました。

(ワークショップの様子)

最後に一言

小高=やりたいことを見つけられる土地
挑戦している方々を見ていたら私も何か行動を起こしたくなりました!



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