マガジンのカバー画像

【事業】小高パイオニアヴィレッジ

116
「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」 一度は原発の避難指示区域になった福島県南相馬市小高区を、地域課題や資源を活用した事業創出で再生するコミュニティの拠点となる、… もっと読む
運営しているクリエイター

#小高ワーカーズベース

再生と創造のシンボル「小高パイオニアヴィレッジ」とは?

福島県南相馬市小高区に立つ、小高パイオニアヴィレッジ。(以下OPV) グレーで無機質なコンクリートと半透明の壁を持つ一見不思議なその建物では、どんな活動がなされているのでしょうか。 本記事では、OPVの歴史やそこにいるコミュニティを紹介したいと思います。 株式会社小高ワーカーズベースについて「自立した地域社会を実現する」をビジョンに、2014年2月、和田智行(わだともゆき)により創業されました。 福島県南相馬市小高区は、東日本大震災に伴う原発事故により、2016年7月まで

【イベントレポート】WHO AM I? ー何者かを語るイベントー #3 新卒ファッショニスタのパイオニズム

過去2回開催し、好評を得ている「ー何者かを語るイベントーWHO AM I?」の第3回「新卒ファッショニスタのパイオニズム」が4月24日(水)に開催されました。 ▼過去2回のイベントレポートはこちらから 登壇者は岡崎 拓未さん。この4月より小高ワーカーズベースに新卒で入社し、小高パイオニアヴィレッジの運営を担当しています。 今回は、これからお世話になる小高やOPVのコミュニティのみなさんに、ご挨拶も兼ねて自分を知ってもらおうと実現しました。 野口のファシリテーションのもと

小高パイオニアヴィレッジ5周年記念イベント後編:第二部 トークセッション レポート

さる3月2日、小高パイオニアヴィレッジ5周年トークイベント「地域の創造性と建築〜小高でなぜ連鎖的プロトタイピングが起こるのか〜」が開催されました。 本記事はそのイベントレポート後編 第二部 トークセッション 編になります。 第一部のまちあるき偏のレポートはこちら はじめに:OPV5周年の御礼小高パイオニアヴィレッジは2019年にオープンした、コワーキングスペース・ゲストハウス・ガラス工房を複合した拠点です。 地域の起業家を中心とした事業創出の拠点としてはじまり、現在は外

全社会を実施いたしました。

先日4月28日、全社会を開催しました。「わたしたちは、自らの手で暮らしを確かなものにする」を掲げ、直接・間接的な事業創出を通じた先に、自立した地域社会を実現する。 一日仕事の手を止めてでも、地域も、事業も、組織も変わりゆく中で私たちが大切にしたいもの、形にしたい未来を再確認する1日。 どんなものだったのか、皆さんにわずかですが様子をシェアしたいと思います。 まずは、代表和田より会社の実績を振り返り。 そして、次のフェーズに行くためのビジョンの共有がなされました。 事業会社

日本に突如生まれた未開拓の地。これから大人になっていく子供のような街とは?

9月6日に行われたICCサミット KYOTO 2022の7分間のプレゼンテーションコンテスト「ソーシャルグッド・カタパルト - 社会課題の解決への挑戦」で弊社代表の和田が優勝いたしました。 ICCサミットとは?Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回300名以上が登壇し、総勢900名以上が参加し、参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うためのエクストリーム・カンファレンスです。次回は20

【イベントレポ】南相馬パイオニアツアーを開催しました。

こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 震災・原発事故でゼロリセットされた地域福島県南相馬市小高区をフロンティアと再定義し、新たな挑戦をする人々のコミュニティ・ハブとなるコワーキングスペース・宿泊施設の様子を日々発信しています。 詳しく知りたい方はこちらのマガジンをご覧ください。 今の小高にくるきっかけ、欲しくないですか?私たちの位置する小高は東日本大震災を通じ、多くの人たちの力のおかげで立ち上がってきました。 もうすぐ避難指示が解除さ

アジカンの後藤さんにお立ち寄りいただきました。そこから見えてきた「場」の持つ価値。

こんにちは! 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 震災と原子力災害によりゼロリセットされた地域で、100の課題から100の事業作りに取り組んでいます。 会社について知りたい方はこちら↓ なぜ後藤さんが立ち寄ってくれたのか?先日、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルの後藤正文さんにお立ち寄りいただきました。 今回はD2021の取り組みの一環で、震災11年目の浜通りを歩き、土地を見て、人との対話を重ねることで現在地を知る趣旨の取り

地域の100の課題から100のビジネスを創出する、『小高ワーカーズベース』とは?

小高ワーカーズベースの概要について、ご紹介させていただきます。 ■原発事故避難指示区域は、  現代日本に誕生したフロンティア『なぜ原発事故避難指示区域で事業を起こすのか』 よく頂戴する問いです。 ふるさとのため。確かにその通りです。 強制避難させられた悔しさから。それもあります。 でもそれだけではありません。 私たちが感じているのは、 この地域の限りない可能性です。 私たち南相馬市小高区の住民は、5年4か月もの間居住が許されなかった町に、暮らしを再構築していくという

【OPV News!】全社会を行いました。

福島県南相馬市小高区。 東日本大震災に伴う原子力災害により避難指示区域に指定され、一度は人口ゼロ、経済ゼロの苦境から再始動中の街です。 株式会社小高ワーカーズベースは2014年以来、地域の100の課題から100の事業を創出し、持続可能な地位域づくりに取り組みます。 スペース運営:小高パイオニアヴィレッジ/マチヒトシゴトの結び場NARU 起業支援:NCL南相馬、NA→SA PJ ガラスアクセサリ:Hario Lampwork Factory Odaka /iriser 等、事

【新スタッフ紹介】伊藤 悠河さん

小高パイオニアヴィレッジの野口です。 本日は新しいスタッフを紹介いたします。 伊藤 悠河(いとう ゆうが)さんです。 今月より、小高パイオニアヴィレッジのスタッフとして仲間入りいただくにあたり、伊藤さんにミニインタビューを行いました! 【プロフィール】1997年生まれ、愛知県出身です。 高校卒業後、百貨店に就職し、シャツの販売の仕事をしていました。 原料となるコットンが福島で栽培されているのを知り、数年前から小高に通うように。 人の暖かさ、土地柄、復興への姿勢を魅

OPV NEWS!2月第4週号

こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジの野口です。 今週もお疲れ様でした。 OPVにて巻き起こるニュースをお届けします。 会社の全体会を行いました。 弊社には、2014年の創業以来、多様な事業に彩り豊かなメンバーが集っています。 それ自体は嬉しい事。 けど、日々早まっていくスピードのせいか、少しだけ相互理解が希薄になる節も。 組織として広がり始めている今だからこそ、少しだけ歩みを止めて、コミュニケーションの時間を取りました。 事業の展望に関しては、各担当がミッション

代表和田が2月21日にオンライン登壇いたします。

弊社代表 和田 智行が、以下のオンラインイベントにて登壇いたします。 ご興味のある方、ぜひご参観ください。 ▼イベント概要▼NewsPicks Re:gion 主催 東北発「地域を成長させる事業創出」 Day2 キーノートセッション② 地域だから可能な「イノベーションの民主化」の狼煙 2月21日(月) 18:00 -18:55 @オンライン ▼イベント趣旨▼日本の社会課題は、その多くが”地域”に集積している。
震災から10年、東北地域には多くの起業家が集い、社会課題解決に

高校生発 ロールモデルをみつけよう! #1 小高ワーカーズベース 和田智行さん

取材日:2020年5月1日 編集長:遠藤春香 和田智行さんへのインタビューこの企画最初のインタビューは、南相馬市小高区で起業している「小高ワーカーズベース」の和田智行さんです。 小高で起業、と最初に聞いたとき「??」と感じました。 残念なことに2011年3月11日の東日本大震災と原子力発電所の事故の影響で住民が少なくなってしまったまちで、ビジネスなど成り立つのだろうか。ちょっと変わった感じの人なのか、威圧されるような雰囲気のある人なのだろうか。どんな人なのだろうと、不安とワ

【WEEKLY OPV NEWS!】Janualy Week 4

こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 年明けからフルスロットルで走り抜けてきた皆さん、少しお疲れではないですか。 知人からも体調を崩しているとチラホラ情報が舞い込んできます。 こんなご時世ですから、少しでも違和感を感じたら迷わず休むことも大事にしていきたいですね。 臨時休館につき、ご不便をおかけします。先日施設をご利用された方が、新型コロナウイルスに罹患したことが発覚いたしました。 館内の消毒及び1月27日・28日の臨時休館措置