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【Edge Rank 848】趣味の将棋が40年続いたわけ【奥野】

世の中は新年度でありエイプリルフールであり暖かくなりつつあり感染者数はまた増加傾向にあります。春ですね。

去年と違って高校野球もプロ野球もJリーグも試合が行われているのは、まだ不安は残りつつも折り合いがつき始めているのかなといった印象を受けます。とりあえず新年度第一号のEdge Rankの始まり始まりぃ。

落ち着き始めている印象のあるClubhouse

1月末くらいから日本でも流行しはじめた音声SNSのClubhouse。あくまで僕の観測範囲にすぎませんが、利用者もだいぶ落ち着いてきたなあという印象です。有名人はいなくなり、無音部屋も見えなくなり、毎日のように顔を出していた友人の数も、一人、また一人と減っていっている感じです。

僕はといえば相変わらずで、時間ができたときに無題、もしくは適当な名前のソーシャル部屋(つながりのある人だけが入る部屋)をオープン。人が入ろうが入るまいが別の作業をしつつ、だれか来たらその人と雑談する、というチョウチンアンコウのような部屋運営を続けています。Clubhouse始めてから、あまり人の部屋って覗いていなくて、自分の好きなペースで勝手に続けている感じです。

割り切ってマイペースな使い方をしているからこそ、続いているのかもしれませんね。

来る人も「おっ、やってるね!」みたいな感じで入ってくれるので気楽なものですよ。

もし僕が部屋を開いたって通知がぴこーんと届いたら、それは気楽な部屋なのでふらっとお立ち寄りください。

40年間将棋が趣味として続いているのは、師匠のおかげかもしれない

今月の共通テーマは #忘れられない先生 です。

Edge Rankでも何度も書いていますが、僕の趣味は将棋です。かれこれもう40年くらい。弱いアマチュア三段くらいで楽しんでいます。

40年続いている趣味というのもありがたいですし、僕の脳みそが一定レベル以上の働きを見せるうちは、ずっと趣味であり続けることでしょう。コロナ禍にあってもネット将棋はなにも変わらず、対局を楽しむことができました。

実にありがたいことですよね。

ここまで将棋を楽しみ続けることができているのは、もしかしたら将棋を始めて数年くらいのときに教わっていた師匠の存在があるのかも、と、今になって思うのです。

師匠は伊藤果八段。将棋の子弟制度における正式な師匠ではありませんけれど、伊藤八段の将棋教室に通って、大人に混じって将棋を指していました。

人数の都合で毎回というわけにはいかなかったと記憶していますが、順番が回ってくると駒落ち(将棋におけるハンデ制度)で対局していただきました。

その時の僕の棋力ではプロには勝てないだろうハンデで勝たせていただくこともありました。ぼく、強くなった?なんて思っちゃったりして、でも、ほかの機会に別のプロ棋士に、もっとおおきなハンデでボコボコにやられたりして(笑)

後になって思えば、奥野少年に将棋を楽しんで指してもらうこと、プロに勝つ喜びを知ってもらうことを考えておられたのだろうなあ、と。

あと、伊藤八段は、詰将棋という、将棋の駒やルールを使ったパズルを作る名手です。トーナメントプロとしては引退されていますが、詰将棋作りはいまもなお一線級。プロもうなる作品をいくつも発表されています。

三手詰というのは、詰将棋の中でも手数がとても短く、普通に考えたら初級者向けの内容です。ところがこの書籍に収められている三手詰、きちんと変化まで読んで解答しようと思うと実に難しいんですよね……。

きちんと変化を読み切って詰ませたら初段くらいあるかもしれませんよ。

伊藤八段の影響で僕も少しだけ詰将棋を作るようになり、投稿できるスマホアプリに掲載されることもありました。

将棋のおかげで、伊藤八段のおかげで、対局の楽しみだけでなく、コンテンツを創作する楽しみまで与えられたんです。

僕にとって人生のスパンで本当にありがたい趣味の将棋。この楽しさを教えていただいた伊藤八段には感謝しかありません。ありませんとも。

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今月のテーマは #忘れられない先生 です。学校だけでなく、習い事でも塾でも先輩でもメンターでも、自分にとっての「忘れられない先生」について教えてください!反面教師もいるかもしれませんが(笑)
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編集後記

去年の四月期は「波よ聞いてくれ」というアニメを堪能しまくっていました。録画を今でも再生することがありますから、たいしたハマり様です。

その後特に気になるテレビアニメはなかったのですが、久しぶりに2作品気になるものが。

「さよなら私のクラマー」

「ましろのおと」

です。前者は女子高校生のサッカーをテーマとした作品。原作が好きでアニメ化をずっと楽しみにしていました。後者は津軽三味線をテーマとした作品で、日本の津軽三味線をリードする吉田兄弟が音楽監修をしています。今から吉田兄弟の音楽をバリバリ聴いて予習しているところですよ。いやあ、三味線の音、いいわあ。

次号は4月2日。しゅうまいさんはどんなお師匠さんがいるんですかねえ。

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