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「ありあわせのとりつくろい」(Bricolage)のキュレーション _11/09_

【1__起】 古いケータイのSIMカードを抜いてスマホに入れるなんて、自分でもできる「ありあわせのとりつくろい」(Bricolage) と思っていた。「カードをさせばすぐ使えるよ」なんて、本音は契約を売りたい店員に言われてさ。けれど、SIMをミニにとりかえてもらう必要があるとは知らなんだ。目的地に着いてから見たYTでもそう言ってるよ。

ワープロがパソコンにとって代わられたように、ケータイ電話はスマホにとって代わられた。昔は、取説を読んだり、ハウツーを覚えたり、気をつけなければならないことが煩わしかったけれど、スマホというのは体内に移植されたように身に付いてしまうツールのようだ。「ありあわせのとりつくろい」Bricolage なんだけれど、フィットを最終目的としてキュレーションが進行中。

【2__承】 最年少研究員の繰り返し研究のお相手用、大人用ツールを作ってみた。パソコンの力を借りた「ありあわせのとりつくろい」Bricolage の例。歌詞の難しいところだけ張り合わせてみた。


【3__転】 2歳児レオンと4歳前児が兄弟でおもちゃの取り合い。必要のない「妨げ合い」。 こどもって、もともと、両親の「ありあわせのとりつくろい」Bricolageなんだよねエと思いながら、話の分かる方に話しかけてみる。

「ほら、遊園地でブランコをよその女の子に譲って上げたじゃないの? あの女の子は、レオンと同い年で、同じ「程度」だね。もう一つのブランコが空いているのに、あっちじゃいやだったのよね、だって止まってるから」

上の子は状況を思い出してニンマリ。

「コワレテルウ、ブランとぶらさがってるウ」なんてねエ、と、「ありあわせのとりつくろい」Bricolage 物語を続けるうちに、二人とも窓際に寄って、下の遊園地を眺めて、とりあいは忘れてしまったね。力づくも、譲らせられるも、「妨げ合い」も消滅。下の画像は彼のBricolage というか、スーパーのBricolage。自分で蒔いたもやし。

 

【4__結】 脳科学者 Stanislas Dehaene が「ニューロンと識字」研究の成果を表現する時、このBricolage「ありあわせのとりつくろい」という表現を使っているのを Plag で拡散できないか? とりあえずは、リンクを貼り足していきながら。エントリータイトルは?とか、記憶をたどったり、08/30まで遡ったけれど、マガジンをつくることから始めなければならないようで、ちょっと時間がかかりそうw 

◇ なんとかたどりついたけれど、読む間が無いエントリー他

note.mu内リンク 「工作脳」って? _08/26_

Michel Zink  08/30


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