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#401 過去の自分が恥ずかしいという感覚は宝!

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、マインドブロックをカチッと外す、きっかけづくりを仲間と共に、オンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週は、まいまいのタイトルコールでスタートさせていただきます。
まいまい、ありがとうございます。

数ヶ月前の自分が「わー、恥ずかしい」という感覚はありますか?

12月が刻一刻と過ぎているようで、そわそわした気持ちになっている私です。
年末が近づくと、「今年はどんな一年だったかな?」そんなふうに振り返る習慣がある方はいらっしゃいますか?
一方で、新年が始まった時に、去年を振り返って今年の抱負を立てるという人もいるんじゃないかなと思います。
私の会社は、12月が新しい事業年度のスタートになりまして、1月とか4月ではないんですよね。
12月が新しいスタートになると、9月ぐらいから、まだその当年度をやりながらなのですけれど、ここまでを振り返ったり、これからどうしたいかを考えていくプロセスに入ります。
個人でやるとか、事業のテーマ別でやるとか、チームでやるという感じで、いろんな観点で振り返って、これからどうしたいかというのを、割と時間をかけて、プロセスを大事にしながら考えていくということをしていますので、12月というのは、振り返りと、今後どうしたいかの総決算デーみたいな感じになってるんですよね。

振り返るという意味では、私たちが運営するオンラインスクール育休スクラの9月開校期から、ちょうど3ヶ月の折り返し地点を先週を迎えました。
3ヶ月の短期コースで卒業するメンバーが一部いる中で、6ヶ月のコースを歩いていくメンバーにはちょうど折り返し地点なので、卒業するメンバーと、このあともう3ヶ月歩くメンバーと全員で、「ここまでの変化を振り返る会」みたいなセッションも実施しました。

そんなあれやこれをしながら思ったのですけど、今日の放送テーマは、数ヶ月前の自分が「わー、恥ずかしい」という感覚はありますか?
あったら、「それはめっちゃいい宝ものだよ」そんな話をしたいなと思います。

これは一応目安として数ヶ月の自分なのですけれども、時間軸としては、長い場合もあると思います。
過去の自分、一年前とか2年前という長い場合もあれば、昨日の自分が恥ずかしいという短い間隔もあると思うのですけれども、大人としてのステップアップとか成長というところで、数ヶ月という区切り方をしてみました。

「恥ずかしい」ってどんな感覚かというと、例えば、数ヶ月前に自分が書いたものとかアウトプットしたものを見返して、「うわー、言ってることが分からないわ」とか、「浅いこと書いてたな」って思ったりだとか、数ヶ月前を振り返ったときに、「自分一人で頑張ってる気になって、相手の事情を考えようともしなかったな、あのときの自分」とか、「私って自分の話ばっかりしてて、相手を説得することばかりを考えてたけれども、相手の気持ちを聞くということができてなかったな」とか、「いろんなことがあるけれども、それが当然だと思って、感謝するとかありがとうという気持ちすら持たなかったな」いろいろあると思うのですけれども、こういう感覚ですよね。
例えば、「こんなことを言ってた」、「こんなふうに考えちゃってた」、「こんなことを書いてた」、「こういう気になっていた」、「こんな自分だった」総称して恥ずかしい、穴があったら入りたいとか、「きゃー、こっぱずかしい」こんな感じの感覚が、数ヶ月前の自分が恥ずかしい感覚だと思います。

恥ずかしいと思えるのは、そこに成長という差分があるから

これが私はものすごく良いことだと思っていまして、なぜかというと、だいたい分かりますよね。
振り返って、その当時の自分が恥ずかしいと思えるということは、そこに成長という差分があるからだと思うんですよね。
過去と同じままであれば、それが恥ずかしいという気付きも持たず、そういう感覚になることはないと思うんです。
でも今は恥ずかしいと感じられる自分がいる。
ということは、振り返った時に、何が課題だったか、どうすればよくできるのか、こうしたかったと思うだけではなくて、たぶんそれに近づいている自分がいるから、振り返ったときに、そうじゃない過去の自分に対して、恥ずかしいとか、こっぱずかしいという感覚が持てる賜物ですよね。
なので、そういう発見は、私はどんどんしていっていいと思いますし、なぜ恥ずかしいと感じるのか、ここに着目をしていろいろ探索してみる、深掘ってみるというのが、この12月にぜひぜひやっておきたいおすすめのアクションじゃないかなと思います。

なぜ恥ずかしいと感じるのか深掘ってみる

なんで恥ずかしいという感覚を持つだけじゃなくて、どうして恥ずかしいと感じるのか、何が過去の自分と違うのか深掘った方がいいのかというと、成長って「なんか知らないけど、成長してた」みたいなことにはならないんですよね。なかなか。特に大人は。
ビフォーの自分とアフターの自分を比べてみて、その差分を自覚できる。つまり言葉で表現できると、それが「はい、成長しました。チャリーン、メダル一個獲得」こんな感じになっていくのかなと思います。

忙しい毎日だと、やっぱり振り返れないんですよね。
振り返れなくても、「でも成長してたらいいじゃん」と思うかもしれないですけれども、どう変わったのか、何が違うのか、何ができるようになったのか、できるようになったことを実践するために、どういうケースで、どんなふうに考えて、どう振る舞うのかということが、結局自覚されていないと、偶然に反射的にできるようなことであればいいのですけれども、そんな簡単じゃないじゃないですか、毎日。
なので、意識して再現性を持って、それを繰り返しできるレベルでやっていくということが、やっぱり難しいと思うんですよね。
一方で、はっきりと自覚がされている、自分でどういう変化かというのが言葉にできていると、獲得したスキルだとか知識が使えるケースにおいて、「このように考えよう」、「このように振る舞おう」ということが頭の中にきっちりとインストールされているので、それを使って行動を変えていく、繰り返し違うやり方でできるようになるということができるわけなんですね。
そういうことなんだなと思います。

毎月じっくり自分に向き合う時間を作ってみました

実は、今年私は、「毎月じっくり自分に向き合う時間を作る」というテーマを作りまして、敬愛するパートナーの力を借りて、いわゆる"メンター"ですけれども、毎月2時間ぐらいかけて、起こったこと、その中で自分の感情だとか行動が揺らいだこと、そこでどんなことを感じて、どんな気持ちを抱えているのか、じっくり蓋を開いて言葉にしていく。
さらに先月の振り返りから、何ができるようになって、何がまだやり切れてないのか、やり切れてないのはなんでなのか、とにかく自分に集中して、自分のことを考える、そういう時間を今年は持ってみました。
もちろん、これに力を貸してくれる壁打ち相手になってくれるパートナーがいてくれてこそなのですけれども、この効果を絶大に感じてまして、一人でもそういう時間が持てるということがすごく大事なのでしょうけれども、良い問いを投げかけてくれる、相手とやる、これによって「数ヶ月前の自分は恥ずかしい」とか、「先月の自分は超恥ずかしい、穴があったら入りたい」という感覚を繰り返し味わうのですけれども、でもそれがやっぱり大事だなって思えるようになりました。

恥ずかしい!から学べること

どんな変化があったのかは、今ここでは全部語り切れないですけれども、そうやって自分にちゃんと向き合ってきた結果、すごく自分に対して優しくなれて、結果周りにももっと優しくなれるようになったなって思うことと、一方で、自分に集中できるようになったので、周囲のせいにしなくなった
だからストレスがすごく減った、そんなことを感じるようになりました。

数ヶ月の自分が恥ずかしいという感覚に向き合うと、それめっちゃいいよと思ったのは、こんな私の今年やってみた一年の取り組みがあったところもあるのですけれども、「とにかくその感覚は宝物だから」それをお伝えしたいなと思った今日の放送でした。

お聴きいただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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