見出し画像

#711 ここで何のプロになれる?チームのキャリアオプションを可視化してみた

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、すてきな仲間がいる、働く私のサードプレイスオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。


今日の放送も、ほっしーが考えてくれたタイトルコールでスタートします。
ほっしー、ありがとうございます。

今日は、12月6日火曜日です。
12月がスタートしまして、この一ヵ月が今年の総仕上げというモードの方も多いかと思います。
私ももちろんそういうモードでもあるのですが、私がいるNOKIOOという会社は、11月末が決算なんですよね。
なので12月は、2022年という意味では総仕上げの一ヵ月ながら、会社の事業運営としては新しい期がスタートした期初にあたるんですよ。
年末気分と、「さあ、ここから新しい一年をスタートするぞ」という気分が複雑に絡み合って、もうちょっとシンプルにできなかったかなと思わないこともない、そんな12月です。
11月までに前期の過去一年間の振り返り評価を終えていますので、新しい事業計画をもとに「さあ、やるぜ」そんなのモードになっている私たちのチームです。

いつもはフルリモートでみんな仕事をしているのですが、今週の木金でなんとメンバー大集合、会社全体として半日のキックオフセッションがあり、せっかく集まるからということで、私たちのチームは遠方のメンバーはお泊まりをして、木金の2日間の中で、一年のスタートに際してのいろんなセッションをしたり、顔をあわせてのチームワーキングをやる、楽しい今週になるんじゃないかなと思っています。

あなたは何のプロになりますか?

今日の放送は、一年のスタートに欠かせない必須アイテム「事業計画」、チームとか事業部の事業計画の中で、新しく試しにやってみたことがありますので、そんなお話ができたらと思います。
タイトルをつけるとしたら、「あなたは何のプロになりますか?チームの中にあるキャリアオプションを可視化してみた~」そんなタイトルが付けられるかなと思いますが、皆さん、聴いてみていただけますでしょうか。

まず、何をやってみたかというと、基礎と言えば事業計画。
私たちも、直近二カ月ぐらいかけて、前期を振り返って評価をし、そこからこの次の一年をどんな一年にしたいか、そのための要件は何かみたいな感じで、チームの全体方針を立て、さらにテーマ別のアクションプランを言語化していくというステップを踏みます。
今回、前期の振り返りも含めてみたら、合計40ページの事業計画が完成したのですが、これはくれぐれもアウトプットが大事なのではなくて、これが出来上がるプロセス、そこで交わされる対話だとか議論されること、その結果、決定される方針や、方針の根拠が見える形になるというのが、すごくポイントだと思うんですよね。
そんなプロセスを踏みながら、今回、新しくやってみたことが何かというと、「あなたはこのチームにいて何のプロになりたいですか?」チームの中にあるキャリアオプションを可視化したページを作るみたいなことをやってみました。
今まであるのは、個々人の期待役割、「期待役割」というキーワードはこの放送ではよく使っていまして、チームの成果に対してどんな役割を期待したいかといううものを、一人一人ずつ言語化したものが期待役割なのですが、個々の期待役割はもちろんすでにあるんですよ。
ただ一方で、この先も思い描きたいじゃないですか。
このチームで仕事をすると、何のプロになれるのか?
もっと言うと、どんなキャリアオプションがあるのか?
先のことも見据えて選びたい気持ちもあると思うんですよね。
なので、このチームの中にあるキャリアオプションを可視化して、みんなで選んで、「私、今はこれをやっている、次はこれをやりたい」とか、「こういったほうに自分の範囲を広げていきたい」これが議論できるように、チームのキャリアオプションを可視化したページを作って入れてみたということが、今回の事業計画でやってみたことです。

チームに必要な機能と役割に名前を付けマッピングしてみた

例えば、私たちのチームでいくと、NOKIOOという会社の中で、人材育成とか組織開発に関する事業をやっていますので、その中での必要な機能や役割に名前をつけたり、テーマに関してのプロ軸ではなくて、事業を運営するとかチームを推進するというプロ軸も合わせてあると思うので、その中で、存在する機能や役割に名前を付けてみました。
これをやってみたら、全部で8種類もできました。
例えば、オペレーションという役割があったとしても、これはオペレーションのプロだと思うんですよね。
なので、8つの選択肢のうちの一つに、オペレーションのプロという軸があって、それはどんな人かというと、プロセスを遂行して、高いサービス体験を実現するプロだよね。オペレーションというのは。そんな感じで名前を付けたり。
例えば、人材育成組織開発のサービスデリバリーにかかわる役割があったとしたら、それにカスタマーサクセスという名前をつけて、それはどんなプロかというと、顧客やユーザーの成功プロセスを設計させて、それを実現させるプロだよという説明を添えてみたり。
ソリューション営業があったり、インサイドセールスがあったり、コンテンツ開発があったり、とにかくいろんな機能に名前をつけてみたというのが、今回の一つのポイントかなと思います。
例えば、コンテンツ開発という役割があったら、学習プロセスと体験をデザインする人材開発のプロだよという説明をつけて、さらにそういったプロを目指すのであれば、どんな経験や知識が必要かとか、何にアンテナを立てていくといいか、そんなことを言語化して、みんなでマッピングができるようにしてみたというのが、今回のキャリアオプションページです。

オリジナリティがあふれる人材価値を上げていく

これは、オリジナルでいいと思うんですよね。
ただ、チームに必要な機能と役割に名前をつけちゃうことと、そこを頑張って何になれるのか言語化しちゃう、これが今回のポイントだったかなと思います。
なので、別に一般的な職種の名前じゃなくてもいいと思うんですよね。
とにかくその事業チームに必要な機能や役割に名前がついているとか、そして何のプロになれるのか言語化されている、これが大事かなと思います。

これをやってどうするのという話ですが、どれか一つを選ぶというよりも、私はこれをマッピングした意図としては、これを2,3テーマを組み合わせながら、オリジナリティがあふれる人材価値を上げていくことができるんじゃないかなと思います。
例えば、今、やっていることは何か、どこか、という話もできるし、2,3テーマを組み合わせるとしたら、これからやりたいことも表明できますよね。

組み合わせのもう一つの意図としては、語弊を恐れずに言うと、一個一個はそこそこでもいいと私は思うんですよ。
例えば、マーケティングで第一線級のプロになろうと思ったら、それは大変ですよね。
ただ、今の事業の中で貢献し得るほどにマーケティングを極めながら、 例えば、カスタマーサクセスとかインサイドセールスについても、そこそこできる。
これがたぶん、普通の私たちが人材価値を上げていく上での、結構大事なキーポイントなんじゃないかなと思います。
そこそこなんだけれども、組み合わせで希少性が発揮され、かつ人材価値が上げていける
もっと言うと、いろいろかじってみることによって、本当に自分が楽しいな、もっともっと注力したいなと思えるのはどこなのか、新しい可能性、キャリアの選択肢を広げていく上でも、そこそこでいいから2,3を組み合わせてみるのが、結構大事なのかなと思います。

なぜそれを事業計画に入れるかというと、みんなで「私は今、ここ、次はこれをやりたい」もしくは、「来期はここに軸足を置きながら貢献したい」ということを、表明し合う、みんなでシェアし合うことが、すごい大事なんですね。
みんなでシェアし合うから、例えば、チーム全体として必要な機能が満たせているか、どこを補いあったり、力を入れていくことで、必要な機能が全体として満たせている状態になるのか、こんなことを戦略的に考えるきっかけにもなりますし、どこのプロになりたいかをお互いに知っていることで、尊重し合ったり、応援し合ったり、一方で、「じゃあ、ここの部分は助けてね」ということで頼り合うことが、ヘルシーにできるんじゃないかなと思っています。

ここで仕事する意味を見つけたい

そんなことをやってみたという話なのですが、それをやって何がしたいかというと、誰しもここで仕事する意味を見つけたいと思って、仕事をしてるんじゃないかなと思います。
私も同じですよね。
働く理由はさまざまでいいですが、ここで頑張って何が得られるのか
そして今、頑張っていることが、どこに向かっていることにつながるのか
みんなが知りたいし、自覚しておきたいと思うと思うんですよ。
なので改めて今回は、事業チームの中にあるキャリアオプションを言語化して、事業計画を使って、みんなでワイワイ対話する機会を今回は持ってみよう、それが例えば、今期の個人の目標設定だとか、チームの連携体制だとか、頑張ったことに対してさらに適切な評価を受けるということに、うまくつながっていくような、そんなチーム運営にチャレンジしてみようかなと思っています。
ここで頑張って何のプロになるのか?
それをみんなで考えてみようというお話でした。

キャリアアプションの可視化スライドも見れる!オンラインランチ会社説明会のご案内

今日は、アナウンスチャプターがあります。
よかったらお聴きください。
今日は、チームのキャリアオプションを可視化してみたという話でしたが、改めて思ったのですが、どんなアウトプットを作ったかというのが見えないと、もしかしたら全然想像がつかないかもしれないなと思いました。
私もフィードバックがほしいですし、興味のある方にはどこかでお見せする機会を持ちたいなと思うのですが、ちょうど私たちのチームが3カ月ごとに運営しているオンラインのランチタイムオープン会社説明会という機会がありますので、もし興味がある方は、こちらに来ていただければ、今回のチームの中にあるキャリアオプションを可視化してみたというページをよかったらシェアさせていただこうかなと思います。

ということで、最後は私たちNOKIOOが運営するランチタイム会社説明会の情報共有です。
12月16日金曜日と、26日月曜日、それぞれランチタイムですが、皆さんもお昼がとれるよう、12時10分から12時50分までの合計40分で開催させていただいているオープン会社説明会です。
私たちの目的は、NOKIOOという会社やチーム・事業に興味のある人と幅広く出会いたい。その中から将来の仲間が見つかるといいな。そんな気持ちもありますが、興味が持てるかどうかも、そもそも知ってみないと分からないですよね。
なので、ちょっとした関心でも持ってくださる人がいたら、NOKIOOの私たちHRの事業チームが、どんな事業をやっていて、どんなチーム運営をしていて、その中でどんな仲間を求めているのかを発信させていただくのが、このランチタイム会社説明会です。
さっき言ったように、キャリアの選択肢として興味がある方はもちろんですが、まずそもそもどんな会社なのか純粋に知ってみたいとか、あとさっき言ったような、チーム運営とか事業について興味がある、そうした情報収集も大歓迎ですので、ぜひつながっていただければと思います。
よかったらチームのキャリアオプションを可視化してみたのスライドも共有させていただきますので、見たみたい方もよかったら遊びに来てください。
イベントページのリンクを貼っておきます。
12月の忙しいタイミングかもしれないですが、いろんな方と出会えると嬉しいです。
ということで、無理やり私たちのイベントにつなげたアナウンスタイムを作らせていただきました。

最後までお聴きいただき、ありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
*育休スクラ公式HP|https://schoola.jp/
*Facebook|育休スクラ|https://www.facebook.com/schoola.jp
*Instagram|@odagitomoko|https://www.instagram.com/odagitomoko/
*Twitter|@odagitomoko|https://twitter.com/odagitomoko
*YouTube|小田木朝子の今日のワタシに効く両立サプリ*育休スクラ|https://www.youtube.com/channel/UCT8k-TH1TMSJVbMPMXxFQBA