見出し画像

#217 仕事で感動できる自分でいたい

連休明けの月曜日となりました。5月10日です。
私たちは先週から仕事がスタートしておりますけれども、今日から仕事がスタートという方もいるのかなと思います。
そして、この連休明けが育休復帰だよという方もいらっしゃるんでしょうか?ドキドキですよね。
心から応援したいと思っています。

連休前の話になるのですけれども、4月の28日に私たちが運営するオンラインスクール育休スクラの第3期の修了式が開催されました。
半年間のプログラムを終えたメンバーが、修了を振り返って、これからの抱負を決意表明という形でスピーチする会を修了式と呼んでいます。
これは私、毎回感動するんですよね。
半年間一緒に歩んできたメンバーの変化が実感できたり、スピーチの中で働くことへの意志だとか、困難なこともあるだろうけれども頑張ろうという強さを感じられたり、それを何より楽しんでいってやろうという姿勢がうかがえたのが、自分の事以上に嬉しいですし、そういったコミットメントを自ら達成するみんなの凄さに毎回心が震えております。
今回3期の修了式では、みなさんからサプライズもいただきまして、運営メンバーや講師をする私たちへのメッセージをいただきまして、心から感謝しし、心が熱くなってほろりとしました。

仕事で感動できる自分でいたい

そこで改めて私は思ったのですけれども、仕事の中に感動があるっていいなって思いました。
仕事の中に感動があるかというよりも、改めて仕事の中で感動できる自分でいたいなと、そんなふうに感じることができまして、「仕事で感動したい」改めてこのテーマを今日の放送に取り上げてみたいと思います。
ただ一方で、こういった修了式みたいな節目というのは、かなり特別なタイミングなんですよね。学校でいうと卒業式レベルですよね。
こういった大きな節目って、そうそう仕事の中にあるものではない。こういった中でどうやって感動というものを取り入れていけるのか、それについて考えてみました。

まず一つ目は、日々の仕事の中で小さな感動を見出せるようになりたいなと思っています。
しかも起こったことに対して淡々と受け止めるというよりも、「やったー!」とか「うぉ!」とか「よっしゃー!」とか、こういった感情を伴うリアクションをしたいなって思います。
毎日の中でそれを見つけられるといいなと思ってまして、例えば、ミーティングの仕切り役だったけれども、それがすごくうまくできたとか、仲間のために作った資料や集めた情報が役に立てた、感謝された、もしくは、結構時間がかかるなって思ってた仕事が思ったよりも早くできた、前回やった時は手間取ってしまったことができるようになった。
まずはこういった「達成できた」とか「結果が出た」とか「やりきった」、「できるようになった」こういったことを自分で見出して、そこに心を動かすということをしていきたいなって思います。
さらにプラスして、そんなことが誰かに喜ばれたとか、ありがとうと言われたとか、役に立てた手ごたえを感じられた、これ最高ですよね。
「やったー!」「よっしゃー!」って言っていいと思います。
こういった発見とリアクションを通じて、感動を起こしていくことができるといいなと個人的には思いました。

感情に流されることと感動することは違う

ここで一つ出てくると思うんですよね。
私は割と淡々としたタイプなのですけれども、なぜ淡々としてるかというと、感情に流されたくない、そういう思いもあるわけです。
なので、感情に流されることと感動することは違うのか、ここもクリアにしておきたいですよね。
私は個人的には違うなって思います。
感情に流されるというのは、割とネガティブなことが起こった時に、「悔しい」とか「はー!?」とか「何だよ!」みたいな感じで、まず情動が沸き起こるじゃないですか。
この情動の赴くままに考えずに行動しちゃうことが、いわゆる「感情に流される」ですよね。
ネガティブなことに多いので、ネガティブなことに対しては、きちんと冷静に対処する。こっちに切り替えたいなと思います。
一方で、ポジティブなことについては、クールに受け止めるのではなくて、情熱を持って受け止めたいな。
そんなふうに使い分けができるといいんじゃないかなって思ってます。

仲間と喜び合えるともっと大きな感動になる

さらに、「仕事での感動」なのですけれども、一人でもきちんと感動できることが大事なのですが、仲間と喜び合えると感動もひとしおなんですよね。
もっと大きな感動になる。
じゃあ、どうしたら仲間と喜び合えるかというと、嬉しかったことそのものを自分から発信していくというのも大事だと思いますし、プロセスを共有したり、自分もなにより相手の感動に気付いて一緒に喜べるようになりたいですよね。
お互いに喜び合えるあいだだということが関係性として築けると、自分も受け止められるし、一方で、相手も自分の喜びを受け止めてくれるようになるんじゃないかなと思います。
もちろん楽しいことばかりじゃないのが仕事ですので、辛かったこととか、悔しいこととか、失敗して心が折れそうになったことなんかも共有していけると、そこから一歩踏み込んで、次にうまくできた、失敗をクリアできた、そういったときにより大きな感動が生まれてくるんじゃないかなと思います。
なので、そういったプロセスも含めて共有していけるといいんじゃないかなと思います。

一緒に仕事してて楽しいと思える人に、まず自分がなっていく

最後に、感動したり心を動かす事をすると疲れちゃうんじゃないかという声も、もしかしたら上がるんじゃないかなと思います。
「疲れたくないから、あえて心を動かすということをあんまりしてないんですよ」そういう人ももしかしたらいるかもしれません。
どういう時に疲れちゃうのかなって考えると、相手への期待や要望を持ち過ぎちゃうときなんですよね。
なので、自分が嬉しいかどうかというのが、相手のリアクション次第になっちゃうと、期待すればするほどギャップがひらいたり、思った通りにリアクションされないことに疲れちゃうということがすごくあるんじゃないかなと思います。
なので、あくまで受信者としての自分に集中することができるといいのかなって思います。
何に喜ぶか?どんなときに心を動かされたいか?ということを自分軸でちゃんと持っていくっていう感じですよね。
「感受性豊か」よりも、「仕事ではできる限りクールに淡々と」という人もいると思うのですけれども、ここで一個考えたいのが、自分はどんな人と仕事をしている時に楽しいかということですよね。
感情を切り離して、なにを考えているのか、どんな時に嬉しいのか分からない人なのか、それとも嬉しかったことや楽しかったこと、一方で、悔しかったこともオープンに共有しながら一緒に喜び合える人と仕事をしていた方が楽しいのか。
一緒に仕事してて楽しいと思える人に、まず自分がなっていく
そうすることによって、自分と一緒に仕事をする人が楽しそうにしていることによって、自分も楽しくなる
このサイクルが回せるとすごくいいなって思いました。

今日は私の所感でしたけれども、仕事で感動したい、感動できる自分でいたい、これをテーマにしてみました。
嬉しいこととか、心が動くことへの感度を上げることがそれに繋がると思うのですけれども、感動って仕事が楽しいと感じるフックだったり、また頑張ろうって思えるためのエネルギーになるんじゃないかなと思いますので、ちょっと立ち止まって感動について考えてみるのもいいかなと思いました。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
*育休スクラ公式HP|https://schoola.jp/
*Facebook|育休スクラ|https://www.facebook.com/schoola.jp
*Instagram|@odagitomoko|https://www.instagram.com/odagitomoko/
*Twitter|@odagitomoko|https://twitter.com/odagitomoko
*YouTube|小田木朝子の今日のワタシに効く両立サプリ*育休スクラ|https://www.youtube.com/channel/UCT8k-TH1TMSJVbMPMXxFQBA